ウィモバの日々

Windowsをモバイルする…それがウィモバ(仮)。手のひら端末が好きです

auの3G(CDMA2000)ガラケーSIMで通話出来るOneplus5を買ってみた!au3G向けでは実質最優のスマフォでは?(言い過ぎ)

auの3G(CDMA2000)ガラケーSIMでの通話・SMSに拘る偏屈達にはおなじみOneplus。最近はUMIDIGIも台頭(?)してきているが、以前の中華端末だと主にOneplusかXiaomi Redmiかという選択肢だった。もっとも、それらの新しめの端末ではSIMスロットはnanoサイズなこともあり、microSIMサイズの3G SIMからはSIMカットか黒SIM化等と面倒そうだったので避けてきたが…体がOneplus5を求めてしまってな…

■19/7/9追記 ver2以降のmicroSIMならSIMカットして使えますが、ver1の標準SIMは古い規格のため仕様的に対応していません。

■19/7/9追記 SIMを使っていた端末によっては、ガラケーのGRATINAによるSIMのPRL更新が必要な場合があります。

 

ぶっちゃけmicroSIMサイズのままで使えるg07+/g07++やRedmi4にはゲームするためのスペック的に限界を感じてしまった。

 

 

1.まずはOneplus5のスペックをおさらい

ということで、まずは公式サイトにてOneplus5をおさらいしてみよう。

OnePlus 5 - Technical Specification - OnePlus (United States)

うむ、SoCは2017年のフラグシップ級Snapdragon835という2019年でも十分通用するスペック。

ストレージもUFS 2.1 2-LANEと高速だ。

BANDもauの3Gにも対応しているうえに、デフォルトでは使えないがau(UQモバイル等にも対応)の4G LTEにも対応しているのはすごい。

 

2.海外通販サイトのaliexpressで購入してみた

Oneplus5を調べるとヤフオクでは中古が3万円くらいで出ていたりするが、バッテリーの消耗が怖いのでバッテリー交換が困難なこの機種では避けることに。アマゾンでも新品が出ているが…ぼったくり価格!なので海外通販サイトを調べると、RAM6GB/ROM64GBで300ドル、RAM8GB/ROM128GBで370ドル程度だった。たまにセールで320ドルくらいに下がる。

https://ja.aliexpress.com/item/Original-Oneplus-5-4G-LTE-Mobile-Phone-Snapdragon-835-Octa-Core-Android-7-0-5-5/32819923513.html

https://ja.aliexpress.com/item/Oneplus-5-Android-4-4G-LTE-5-5-8/32960000729.html

Snapdragon855が出る頃にフラグシップ級とはいえ2世代前のSnapDragon835に4万円以上も出す価値があるかは悩ましいが…(結果的には大満足しているが)

 

3.開封の儀と内包物

購入したらおなじみ開封の儀を執り行う。

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届いた段ボールを開封するとOneplus5のパッケージと、自分が買った所では海外用(中華用?)のアダプタ変換コネクタがついてきていた。

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裏のパッケージで機種名と容量が購入したモデルなのを確認しておく。当方のは上位モデルのRAM8GB/ROM128GB仕様。

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内容物の確認。目新しいモノはないが、日本でも使えるアダプタに中華用の変換コネクタも付属していた。いや2個あっても( ^ω^)…という感じだがw

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5.5インチと大型だが、薄型でスマートなフォルムなので持ちやすい。

 

3.セットアップは普段通り変わらず

セットアップも最初の画面に表示される言語一覧から日本語を選択したら、あとは普段のAndroid端末とほぼ同じ手順で簡単に出来る。

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途中で使用データ送信する云々については全部拒否。

Oneplusで採用されているOxygen OSはAndroid OSがカスタマイズされた物だそうだが、素のAndroidに近い分直感的に分かりやすい。癖があったXiaomiのOSよりこちらの方が使いやすい感じだなぁ、という印象。

 

4.もちろん動作は快適。Antutu値は20万超え。UFS2.1でFGOも比較的マシ

動作感としては…SD835と爆速でメモリも豊潤だから快適なのは当たり前なのだ(雑)

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もはやただの義務感でやっているAntutuベンチマークも20万超え。SD845世代の26万からしたら低いが、それでも一線級のスペックだろう。

おまけにストレージはUFS2.1対応という事なので、糞実装のゲームと名高いFGOでも比較的快適に遊べる。同じUFS2.1のZenFone5Z(SD845)と比べてみたが、ワンテンポ遅い程度でほぼ遜色ない動作だった。それでも新しめのiPhoneに比べたら遅いが、値段的には満足。

 

5.auの3Gガラケー②SIMをカットしたSIMで通話できる…出来るのだ

ではいよいよ本命である、auの3Gガラケー②SIMをnanoサイズにSIMカットしたものを入れてみる。

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ドキドキだったが、以前買ったSIMカッターで勢いよくカットしたものを入れると…

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立った!クララじゃなくてアンテナが立った!2Gと1Xという謎の表記だが、これで問題なく通話もSMSも送受信出来た。ただ当然のごとく3Gでの通信は無理だった。まぁDSDSなので別の通信SIMを入れるので問題はないが。

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4Gの通信SIMを入れてDSDSも当然可能。ただし、注意点としてSIMステータス等をみてもSIMの認識自体はされているが、電話番号は何故か認識(表示)されなかった。まぁ使うのには問題はないが…一応。

 

6.総括。これで2022年のauの3G停波まで頑張るぞい

ということで雑だがまとめ。SnapDragon835という高スペックなSoCに豊潤なメモリ、素早い指紋認証と顔認証にまぁまぁ良いデュアルカメラ。そしてFGOもマシに動くUFS2.1ストレージ等、いう事なしの品質。これでauの3Gが停波される日まで俺は戦い続ける・・・!多分。

5.5インチより大画面が欲しい人は6インチのOneplus5Tのほうを買おう。

 

アフィ。

 

平成も終わったので使ってきたPDAやスマフォ等の遍歴

平成から令和に代わり、Microsoft社の迷走していたWindows10Mobileも今年中に完全終了(切り捨て完了)するということで、アプリも次々とサポート終了したりストアから消えていく悲しさよ…

ということで完全終了には早いが、せっかくだから平成で自分の使ってきたPDA/スマフォの経歴を残しておく。前のジオシティーズのページは消えたのでな…

 

PDA/スマートフォン/タブレット遍歴

購入年 機種名 種別 評価
2001 Docomo sigmarion1

HandheldPC

(WindowsCE2.11)

◎初めて触れたPDA。キーボード付でなにかと便利だった。非力が玉に瑕で、鉛筆クロックアップを繰り返していたら死亡(涙)
2002

Casio

E-700

PocletPC

(WindowsCE3.0)

◎実質ゲームボーイ(ぉぃ) ゲームに動画と激しく使えた。鉛筆でry
2003 Docomo musea

PocletPC

(WindowsCE3.0)

MIPSからARMになってCPU性能はアップしたがボタンの配置は少し使い辛かった。
2004 Docomo sigmarion2

HandheldPC

(WindowsCE3.0)

シグマリオンの後継機。こちらもキーボード付で動画に辞書に文書作成にと大活躍した。
2005 東芝 e830

PocketPC

(WM2003SE)

◎PS1のソフトがすごくモッサリだが動かせたのが衝撃だった。今からするとショボいが、PS1を持ち運べる!みたいな。バッテリー交換するほどヘヴィに愛用していたが死亡してAxim等に乗り換え。
2007 Docomo sigmarion3

HandheldPC

(WinCE.NET4.1)

シグマリオン最終章。これも文章作成用として愛用していた。シグマリオン4をいつまでも待ち続けている(ぇ

ウィルコム

WS011SH

スマートフォン

(WM6C)

◎通称アドエスSHARP製のスマートフォン。自分にとっては初スマートフォンで、SNSにゲームに動画にと長く愛用していた。汗?で2011年頃に死亡

SHARP

SL-C1000

リナザウ

(Lineo uLinux)

SHARP製のクラムシェル端末。名機だったと思うが色々と複雑な事をしようとするとLinuxCUIコマンドの敷居が高くてね… ルータとしても利用していた。

Dell

Axim X50v

/x51v

PocketPC

(WM2003SE/5/6)

◎ネットや動画などに使えた。Aximは世界展開していたので海外の怪しいサイトのカスタムROMで2003からWM5/6に書き換えられたが、重くなってしまい(プチフリ多発)使わなくなった。

HP ipaq

hx4700

PocketPC

(WM2003SE/5/6)

△4インチという大画面でスペックは悪くなかったが…ボタンでなくタッチパッドな入力部分の操作が不便すぎて使い辛かったためお蔵入り。Aximと同じく世界展開していたので海外製の怪しいカスタムROMでWM6化して遊べた。
2008

Softbank

X02NK

スマフォ

(Symbian OS)

〇一目ぼれして糞高いのを一括で買ってみたノキア製スマフォ。2.6インチと小型ながら高性能だった。が独特なOSを使いこなせず(涙)ルータ化して使っていた。

EMOBILE

S21HT

スマートフォン

(WM6.1P)

イーモバイルのHTC製スマフォ。小ささは正義!オサレなデザイン!スペックは低かったが、レジストリカリカリにチューニングしてmixiTwitterSNSにたまにYoutubeと割り切って使うには最高の端末だった。2013年に死亡
2009

Docomo

T-01A

スマートフォン

(WM6.5P)

東芝製のWMスマフォ。ウィモバのスペック的に最終にして最高峰。標準ホームアプリはクソなのでWMデフォルトのホーム化などチューニングすれば快適に使えた。


■2010年購入
ソニエリ エクスペリアSO-01B(ドコモ)
TOSHIBA IS02(au)
SHARP IS01(au)
■11年購入
×HUAWEI S41HW(イーモバイル)
HTC X04HT(ソフトバンク)
■12年購入
東芝系 IS12T(au)
■13年購入
ASUS Nexus 7 32GB(3G+Wifiモデル)
Apple iPad mini 32GB(Wifiモデル)
富士通 F-02E(ドコモ)
ASUS Nexus5(イーモバイル)
■14年購入
Apple iphone5c(ソフトバンク)

■2016年購入

ASUS ZenFone2

ASUS ZenFone3

■2017年購入

Huawei MediaPad M3

FREETEL KATANA01

MADOSMA Q601

△g07+

■2019年購入

ASUS ZenFone5Z

 

PDA自体については、昔テックウィンという雑誌を購読していて(スタパ斎藤さんやら)PalmZaurusといった情報端末の存在自体は知っていたんだが、あまり関心はなかった。しかし大阪は日本橋ソフマップで中古PC市場を見ていたら初代のシグマリオンを見つけて、電撃走る―――!みたいな感じで、中古でも2〜3万はしたが当時はまだ学生だから少ない小遣いを大枚はたいて買ってしまったわけだよ。

まだノートPCといえば大型で野暮ったい感じだった(気がする)時に出会ったこの小さくて可愛らしい躯体!WindowsCEは本家Windowsのサブセットという事でCPUがSH/MIPS/ARMとx86系統とは異なり、直接のバイナリ互換性はなく機能は本家Winより大きく劣るが、ファイルの扱い自体は本家と同じだったため直感的に使えた。CE専用フリーソフトもそこそこあったから小さいのに色々と出来て便利ですごかった。マシンパワーの問題でエンコードは必要だが動画も当時のガラケーより大きいサイズで自由に見られて、音楽もフォーマットを気にせず聴ける。語学等の辞書の代わりにもなったしキーボードもあってExcel(偽物)やWord(偽物)もあったからレポートも書けたしね。

開発環境のeMbedded VCも無料だった・・・だがC++は独学では敷居が高く、IDEが物凄く使い辛いのもあって結局まともに開発は出来なかった。しかしソフト開発自体には興味があったのでPocketCというインタプリタ的な物でセルフコンパイルしてCを勉強しながら遊んだり、2005年にPocketGCCという物が出てCE上でネイティブなアプリを作れるようになったのでe830やSigmarion3でC++のセルフプログラミングをしていた。

また通信面ではエアエッジが存在していたが、高かった。だがPDA専用のbitWarp PDAというサービス(今で言うMVNO?)が低速ながら月額2000円くらいで存在していた。e830リナザウ等特定機種に限るが、BT通信やルータ化アプリ等もあったのでPDAを通して実質どんな端末でも通信し放題という便利な物だった…。2005年あたりから、2008年にイーモバイルの通信カードを契約するまで使っていた気がする。S21HTを買ったら以降はPDAでなくスマフォのテザリングを使うようになったが…

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その後またしばらくして、ドットネット時代のWM5/6の頃にはVS2008/2010でのC#開発が出来るようになったため、簡単に小物アプリを作れるようにはなったのだ。丁度時間に余裕もあったので、おかげでNjslyrViewerWM(現在は更新放置中)とかしょうもない小物ソフトをナントカ作ってみたりしていた。ちょうど某ナナシ様のサイトでWM用のバイナリがWindows上でも動かせるという話をみてCFにない機能の無駄な車輪の再発明をしてみたりw

ちなみにPDAでなく電話機能も付いているという意味では自分の初スマフォはアドエス。これも名機だった…キーボード付きなのにキーボードは使わずフリック入力が最強だったのだ…touchkeysipとgesture10keyを開発した方々はWMの寿命を延ばしたマジで神。

アドエスの他にも色々とWindowsMobileスマフォを使っていたが、もっぱら持ち歩いていたのはアドエスS21HTの双璧。小ささが正義!だった。

(今でこそ普通に5.5インチやら6インチ超えを愛用しているが、当時は若かったので…)

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しかしその後は仕事が忙しくなりWMソフト開発者として名前を残せないままにWMが終了。後続のWindowsPhoneもどんなものかと2012年にIS12Tは購入したが、WM時代の資産が使えずストアアプリもまともな物が無く実用的ではなかったため実質音楽プレイヤー扱い。WM時代にはあったGoogleアプリの提供が無かったのも痛い。

WindowsPhone7~の時代にはUWPの開発環境にはまったくノータッチ。この頃にもっと力を入れていればなぁ…とかいう(懐古)

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一応3大?OSともに試してみたが、自由度の点からガチガチのWPは論外でiOSもイマイチだったので、Linuxベースで自由度が一番高いAndroidメインのユーザになってしまったのであった。

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WPからWindows10Mobileになってもキラーコンテンツのアプリは増えず、当然のように死亡…WM→WP→W10Mと切り替えるにつれて開発者を切り捨てた上の自爆。MSは何がしたかったんだ…

officeアプリやOutlook等の元々Windows向けソフトの展開をWP/W10Mだけにしておけばよかったのに、AndroidでもiOSでもマルチプラットフォームで使えるようになっちゃうしねえ。365やらクラウドの方にいって儲けられるようになったから自社製OSの端末で縛る必要がなくなったのか。

ウィモバ(WindowsMobile)の自由度が好きだっただけに残念・・・

 

(ウィモバの日々って「Windowsをモバイルする」じゃなく「WindowsMobileの日々」って事かよ)(まぁ、いいじゃん)

令和元年初日を迎えてみた!

「平成終了のお知らせ!ギャハハ!」

ということで平成の世の天皇陛下が退位され、令和になったことだなあ。別に対して書く事もないわけだが、記念カキコということで。昭和から平成に変わった頃はまだ幼かったけど、あの頃はまさか自分がこんな底辺な人生になるとはとんと思っていなかったよ…いやコミュニケーションを磨いてこなかった自分が悪いねんけどね。いや途中までは…とはいってもどうしようもないワケだが。過去の自分が誇れるような人間になれるかはともかく、今からでも馬鹿にされないような人間にはなりたいものだなあ。がんばローゼン(令和にこんな事言ってる時点でダメ)

まぁそんな感じで令和でもよろしくお願いします。

Ryzen搭載モバイルゲーミングマシンのGPD WIN MAXとSmach Z、果たしてどちらが先に発売されるのか…(棒読み)

世界中で人気を博したGPD社のWindowsモバイルゲーム端末GPD WIN2。その後継機と噂されていたGPD WIN MAXの情報が数日前にリークされたとのこと。以前の噂通りSoCがあまり性能的に進展のないIntelからAMDに代わり、Ryzen Embedded V1000シリーズが使われるとのこと。海外サイトの検証によると「Ryzen Embedded V1605B」だとか。

とにかくRyzenらしいので3Dゲームに必要なGPU処理能力の大幅な進化が見込まれる。GPD WIN2ではカクカクだったベヨネッタDARK SOULS III等の重い3Dゲームもサクサクに動作する可能性が非常に高くなる。

Ryzenを使うモバイルゲーム端末といえばSmach Zという端末の話もあったが…

詐欺?本物?夢のモバイルゲーミングPC端末 STEAMBOY及びSmach Zのこれまでのおさらい - ウィモバの日々

去年(2018年)の9月頃にゲームショウ出展にも関わらず動作する実機がなかったという記事だが、そこからも開発が順調ではないようで…2019年の5月近くになっても発売予定の見通し決まっていない状況。うーんこれは…(困惑)

いいマシンがちゃんと発売されるんなら俺はどっちでもいいけど。今までの実績からするとGPD社に期待するしかないのかなあ。GPDのほうは2020年らしいが…

とにかくRyzenマシンの発売が楽しみだ。

 

参考サイト様:

WIN Max PCB has leaked by a Chinese user called Zaynbian. He also comfirmed it uses the AMD V1605b chip : gpdwin

GPD Win Max Handheld Gaming PC Leaks With AMD Ryzen Embedded APU | HotHardware

GPD Win Max Pictures Confirm Switch From Intel to AMD Ryzen APU: Report

GPD Win Max to Be Powered by an AMD Ryzen Embedded SoC Instead of an Intel CPU/GPU

 

UMIDIGI F1はauの3Gガラケー(CDMA2000)SIMを入れて使えるとのこと

auガラケー(新規受付は終了済み)SIMをDSDSのSIMフリースマフォに挿して使うニッチなユーザ向けのエントリ。

 

日本では携帯の3Gサービスが各社とも終了に向かい、ドコモの「2020年半ば」をもって3Gは完全終了する予定となっている。そのため日本で今更3G対応のスマフォを出すような企業はない(g07+/g07++は不具合はありつつもありがたく愛用させていただいた)が、中国のスマフォ業界では3G(CDMA)のサービスがいまだ強い。

中華端末を探すと3GのCDMA対応端末が数多くあり、その中にはCDMA2000対応、つまり日本のauで使っている3GのBAND(BC0/BC1)に完全対応している端末も存在する。(CDMA2000対応でもサブBANDの問題で使えない端末もあるが・・・)

技適の問題などはあるが、SnapDragon835(Antutuベンチマーク値20万)のOneplus5/5+やXiaomi Mi Mix2といった高スペックのスマフォにau 3GのガラケーSIMを入れて格安で通話やSMSが使えるというのは魅力的である。(なおauの3Gで通信を使える端末はまずないのでDSDSで別のLTE通信SIMを入れて使うのが一般的)

 

そんなニッチな生き方をしているau 3GガラケーSIMユーザ達にとって嬉しい知らせ。なんと2019年2月に発売された高スペックなDSDSスマフォのUMIDIGI F1auの3GガラケーSIMを入れて使えるというのである。 

載っているSoCはHelio P60なのでAntutuベンチマークでいうと約14万点前後か。よほどハードな3Dゲームを使うのでもなければ十分なスペックである。もちろんSoCだけではなく大容量バッテリにデュアルリアカメラ、指紋認証に顔認証と値段のわりに高機能。Amazonレビューをみる限りは品質も悪くない様子。

既にSnapDragon835の端末を持っている人にはさほど魅力的はないかもしれないが、g07+等のロースペックな端末を使っていた人には乗り換え先として魅力的な良コスパの端末である。

ただ、この端末も

nanoSIMサイズ対応なのでmicroサイズのガラケーSIMからはSIMカットを行う必要がある

・中華端末は基本的にSIMをPRL更新して60に上げる必要がある(2019/9/30追記)

というのは要注意な。

SIMカッターで標準サイズのSIMをmicroサイズやnanoサイズにしちゃおう!(ただし自己責任) - ウィモバの日々

 

(しかし2022年3月には終了するauガラケーサービスをいつまでも使い続ける人って・・・)(まあ、いいじゃん)

現在使っているMVNOとUQモバイルに付属のフリーWi-fiを利用する時のメモ

1.読み飛ばし推奨の前書き

スマフォユーザにはおなじみ、貧乏人のお供ことMVNOの提供する格安SIM格安SIMは大手キャリア3社の回線をレンタルして使っており、大元のキャリアの通信BANDや回線速度が通信の品質に影響してくる。

例えば3キャリアの中でユーザが一番多いドコモ系SIMだとエリアは広いが、12時や18時といったピークタイム時に通信規制が入って高速モードでも速度が極端に遅くなる不満がよく聞かれる。一方ソフトバンク系SIMやau系SIMではエリアの問題はあるがそういった速度規制はないので快適に使いやすい。

実体験やネットの情報を鑑みても、ピークタイム時に通信速度が速いのはau系のUQ mobileソフトバンク系のY!mobileだといった話が定番になっている。 

【2019年4月】どこが速い、遅い? 格安SIM速度比較ランキング! MVNOの通信速度を一斉調査 - モバレコ

モバレコ様が実施している回線の実質速度(回線速度チェックでブーストのかからない速度)調査でも、Y!mobileUQ mobileは断トツといった感じの速さを誇っている。

まぁUQモバイルは実質auのサブブランド、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので厳密にはMVNOなのか?という話もあるが。

その一方でスマモバやLinskMate、NifMoといったドコモ系MVNOでも速度上位にランクインしている業者もあり、そのあたりは各MVNO業者の回線への投資力も影響しているっぽい。個人的には昔から安定しているし歴史もあるNiftyのNifMoは嫌いじゃない感じある。

そんな感じでなるべく通信費を安く済ませつつ速い回線を使いたいという場合にサブブランドを使うべきか?MVNOを使うべきか?というとコスパと好みの話になってくる。

 

2.現在自分が使用中のMVNO回線

といった前置きはおいといて、自分も色々と使ってきたが現在使っているのは下記の2回線。

楽天モバイル・スーパー放題プラン(ドコモ系)

UQ mobile・通信専用3GBプラン(au系)

楽天モバイルスパホ)のメリット・デメリット

楽天モバイルスパホ)のメリット

楽天ヘビーユーザ(ダイヤモンド会員)なら料金割引で1~2年はかなりお得に使える(1年目1060円~)

②低速設定にしても1Mbps回線が使えるので動画以外は低速のまま常用出来る

楽天モバイルスパホ)のデメリット

①ピークタイムはドコモ系なので遅くなる。その際だけ高速化すればマシ

②2~3年後は割引が解けて高くなるので別キャリアに乗り換える必要がある

楽天が第4のキャリア化だかで今後どうなるかは分からない

UQ mobileのメリット・デメリット

UQ mobileのメリット

①ピークタイム関係なく安定して通信が高速

②ギガぞうアプリで多くの無料Wi-fiスポットが使える

UQ mobileのデメリット

①通信専用プランは通信容量が3GBと少ないプランしかないのでサブ回線向け

②通話+通信プランなら幅広くなるが、費用が高くなりMNOに近くなる

といった感じ。

 

楽天スパホは第4のキャリアに向けての撒き餌なのだろうが、低速1Mbps回線はお得にすぎるのでな・・・

メインは楽天スパホを使いつつ、大容量通信が必要な場合はUQ mobileの高速回線とUQ付属の無料W-fiスポットにて凌ぐという戦術でナントカしている。

2回線(うち1回線は通話付き)で1年目は1ヶ月約1000円+1000円の2000円弱というお得感。

 

3.UQ mobile付属の無料Wi-fiについて

UQ mobileユーザがお得に使える無料Wi-fiについてのメモ。

ギガぞう|【公式】UQ mobile|UQコミュニケーションズ

ギガぞうというアプリを入れて登録すれば、Wi2やmobilepointといった街中にあるアクセスポイントが無料で使えてしまう。

利用可能エリアの違いを知りたい - 公衆無線LAN Wi2 300、Wi-Fiソリューションを提供 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス

・対応SSID:Wi2、Wi2_club、wifi_square、UQ_Wi-Fi、mobilepoint、mobilepoint2

フリープラン for UQ mobile」で使えるWi2のアクセスポイントはベーシックエリアということで使える場所は限られてくるが、無料のエリアだけでもかなりの数になる。

あらかじめ調べておけば、地域にもよるが通勤通学の途中のスポットでダウンロードしていく事も可能。

BBモバイルポイント(mobilepoint)はほぼマクドナルドにしかないが、マクドナルドでくつろぐのもそれはそれで。

 

4.BBモバイルポイント(mobilepoint/mobilepoint2)の使い方メモ

Wi2のアクセスポイントの場合はSSIDに繋いでそのままアクセスするだけだが、mobilepoint/mobilepoint2といったBBモバイルポイントの場合はネットワークキーを入れてさらにブラウザでログインしないといけない。そのメモ。

mobilepointとmobilepoint2の利用方法 - 公衆無線LAN Wi2 300、Wi-Fiソリューションを提供 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス

iPad BBモバイルポイントへの接続設定|プロバイダ ASAHIネット

・mobilepointのネットワークキー:696177616b

・mobilepoint2のネットワークキー:62626d7032

(上記のネットワークキーは公開されているものであり違法ではないと認識)

mobilepointのSSIDにアクセスしてネットワークキーを入力し接続を確立し、ログイン画面が表示されたらIDとパスワードを入力する。

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・ユーザIDの一例:A1234567890@gigazo@wi2

・パスワード:登録時のパスワード

といったように入力して成功すれば繋がる。

それではenjoy wi-fi life!

GPD WIN2でDMM版マギレコを楽しんでみた!【悲報】BlueStacksで動かしてるだけの合法エミュプレイだった

 

1.マギアレコードのPC版が配信開始されたのでプレイしてみる

ということで、最近寝ても覚めても馬鹿になってゲームばっかやってる惨状の俺参上。

漫画アニメゲームばっかりって小学生よりひどい生活だぞ…とかいう自虐はともかく

PC版「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」公式サイト

自分がスマートフォンで遊んでいるゲームのひとつである、魔法少女まどかマギカをベースにしたストーリーのRPGゲームマギアレコード(通称マギレコ)が2019年4月8日からDMM GAMESで配信されるようになり、スマフォだけでなくPCからでも遊べるようになったわけだよ。

無料のDMMアカウントを作れば誰でも基本無料!

貴重な人生の残りを無駄に費やしたり、いつかは消滅するただのデータにお金を大量につぎ込むこともできる!

そこで、せっかくだからマギレコを手持ちのGPD WIN2で遊んでみた。

といっても普通にDMMアカウントを登録して、DMM GAME PLAYERとマギレコのゲーム本体をダウンロード&インストールするだけなんだが・・・この後、まさかのとんでもない事態に!?

 

2.GPD WIN2では画面が縦に伸びる不具合が発生

ゲームをインストールして起動してみると・・・f:id:rideonshooting:20190409232328p:plain

うん、縦に長い

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色々とゲームのPlayerから行える設定でOpenGL/DX切り替えとか解像度とか色々弄ってみても横には広がらず…うん、縦に長い

またGPD WIN2の仕業かあああああ!ちきしょおおおおお!こんなスリムなマミさんは見たくなかった・・・(違うそうじゃない)

WIN2のディスプレイは本来の表示方向が縦向きなのを回転表示しているという変態仕様のせいでゲームからの認識がバグって画面表示がおかしくなる不具合はSteam製ゲームでさえも古いゲームでは稀によく起こるんだな、これが…つらい。

 

余談だが、プレイしてみて気付いたがタスクバーに見えるBlueStacksはこのサイトでもかなり昔取り上げた事もあるPC上でAndroidアプリを動かせるエミュレータなんだよなあ。つまり、スマフォ向けゲームをPC向けに移植したというよりはDMMがカスタマイズしたエミュ上で合法的に遊べるようにした感じという…この方式ならFGOでもメギドでもデレステでもなんでもDMM GAMES化出来るんちゃんっていう。まあ俺はどっちでもいいけど。

 

3.画面の表示不具合を解決してみた

とりあえずこの変な縦長画面を直したい、ということでインターネットでググってみた!すると・・・一瞬で出たよ、答えが!

BlueStacks squeezed, fix? : gpdwin

海外の超有名掲示板であるreddit様にはホントすごく情報が集まってるねえ。前に別の問題もこのサイトで解決出来たし…インターネットの集合知マジヤバイ。

 

簡単に上のサイトからの解決方法を書くと、デフォルトのBluestacksの場合は

レジストリでBluestacksの解像度(WidthとHeight)を入れ替える

②Bluestacks内のPlayストアで画面回転アプリをインストールして画面回転させる

という二段構えを行っているみたい。

だが、DMM版のBluestacksはDMM向けにカスタマイズされているので普通のAndroidのようにPlayストアにはアクセス出来ない。

なので、とりあえずダメ元でregeditを起動してレジストリの下記2箇所だけ変更してみた。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\BlueStacks_dmm\Guests\Android\FrameBuffer\0]

・GuestHeight を 720から 1280 へ(10進値)

・GuestWidth を 1280から 720 へ(10真値)

そして再起動してみた結果・・・

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厳密な理屈は不明だが正常に表示されるようになったー!やったねマミちゃん!

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やはり大きいモノはいいものだ・・・ (なんでクリスマス背景に水着なんだよ)(まあ、いいじゃん)

 

4.GPD WIN2でDMM版マギレコを遊んでみた結果

ということでWIN2で実際に遊んでみた印象。

・一定時間遊んでみたがアプリが強制終了する事はなかった

・バッテリー節約モードでは戦闘がモッサリというかカクカクになる

・バッテリー標準モードならカクカクではないが、スムーズではなく少しカクつくこともある

・音声はキャラボイスはちゃんと声に聞こえるしOPも歌に聞こえるが、稀にノイズが入る

という感じ。

Windows10向けに最適化されたネイティブ移植アプリでなくエミュ上でのプレイなので、サクサクではないが一応はまともに遊べる。ということで。

GPD WIN2よりもっと良いスペックのPCならサクサク快適だろうが、非タッチパネルのPCだとAndroid版まんまの操作性なのでマウスでのプレイはわりかし不便。

快適に遊びたいならスペックの高いスマフォで遊ぶ方がいいだろう。

 

↓アフィ

↑アフィ