GPD WIN3が我が家に~(3)Switchエミュyuzuで遊べるゼルダの伝説ブレスオブザワイルドが面白すぎた【神ゲー】
Intel第11世代であるモバイルWindowsゲーム機GPD WIN3は前身モデルの7世代(Core m3-7Y30)や8世代(Core m3-8100Y)だったGPD WIN2に比べて果たしてどれくらい進化し、実際にゲームでどれくらい動作が違うのか…?という事でエミュレータの動作を確認してみた。
※本記事は違法行為を推奨するものではありません。遊びたいゲームは購入するか、せめてお友達から借りる等して遊びましょう。
- 1:GPD WIN3では3DSやPS2のエミュは当然スムーズに動作した
- 2:Switchエミュレータ「Yuzu」で3Dアクションゲーム「BotW」を遊んでみた
- 3:FPSは15前後でも動きはスムーズ。白銀ライネルも1分半以内で倒せるように
- 4:マスターソードを抜く時は正装で…ってコト!?
- 5:目まぐるしく変わる気候…その後に
- 6:switchエミュyuzuでゲームは遊べる…が完全ではない
1:GPD WIN3では3DSやPS2のエミュは当然スムーズに動作した
GPD WIN3の前身モデルGPD WIN2の頃でも3DSやPS2のエミュレータでも遊べる事は遊べるが、3Dの重いゲームではFPSが50~60%程度だったりとスムーズではなかった。
GPD WIN2が我が家に略(3)ゲームの動作確認〜エミュ編 - ウィモバの日々
だが、WIN2から大幅に進化したGPD WIN3では当然ながらスムーズに動く。PS2の3Dゲームであるワンダと巨像、EDF~地球防衛軍も戦闘シーンで100%(60FPS)。さすがにグラフィックは最近の3Dゲームに比べると見劣りするが…名作!
2:Switchエミュレータ「Yuzu」で3Dアクションゲーム「BotW」を遊んでみた
では3DSより進化したハード「Switch」の最有力エミュレータであるyuzuではどうだろうか?という事でソフトはゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(以下BotW)を用意してみた。3年前のソフトなのに高いね…さすが名作。
エミュレータyuzuは公式サイトからダウンロードしたりしてセットアップしよう。導入方法はググって、どうぞ。
yuzu - Nintendo Switch Emulator
yuzuを導入し、ゲームソフトを用意していざ実行すると…
このゼルダ面白いよおおおお!!!(失禁)
いやあ本物のオープンワールドのゲームってすごいね…
マップが広い!色んなモノを壊せる!拾える!色んな所に行ける!登れる!自由すぎて何処で何をしたらいいのか分からない!
序盤は操作ミスしてあっさり死にまくる!雑魚敵でも囲まれたら死ぬ!ちょっと強い敵に挑んだらワンパンで死ぬ!朽ちたガーディアンで死にまくる!だけどなんだか死ぬのも楽しい。どこでもセーブ出来て死にペナルティがないからどんどん死のう!
ゼルダ…じゃなかった主人公のリンクさんがイケメンだから操作していても楽しいしね。すごいぞBotW。
3:FPSは15前後でも動きはスムーズ。白銀ライネルも1分半以内で倒せるように
せっかくなのでWIN3のプレイ中動画をキャプチャしてみた。まずは赤ライネル戦。
お次は強敵、白銀ライネル戦。
戦闘中も14~15FPS出ており、わりとスムーズに動けているのが分かるだろうか。
序盤の頃は武器も弱く操作が不慣れで下手糞なのもあり、赤ライネルを倒すのに3分以上かかる事もあった。しかし操作に慣れて作中の強力な武器である獣神の弓を入手すれば、フィールドの強敵白銀ライネルさえも1分半以内で倒せるようになってしまう。(まぁプロなら30秒以内で倒せるらしいが…)
GPD WIN3上でのSwitchエミュではこれくらい快適に操作出来る、という事で。
4:マスターソードを抜く時は正装で…ってコト!?
もはやBotW日記になってしまうが、リンクが長い旅を続けてようやく某森に辿り着いてレジェンド武器であるマスターソードと対面しても、普通にプレイしているとその時はまだまだ抜くための体力が足りない。(別の作品では子供リンクを何年も眠りにつかせたりと結構面倒な奴だな…)
そうやってプレイヤーを焦らした上で、祠を攻略していって体力を一定以上貯めてようやく抜けるようになった時の爽快感ったら!という事で。
???「身体を観たいわ!その子の裸をみせてちょうだい!!」(マスターソードはそんな事言わない)
リンクさんも「とったどー!」と言ったとか言わなかったとか。
正装で抜いたリンクさんにマスターソードもにっこり。リンクさんイケメン過ぎる…ズボンが脱げないのが残念(?)
5:目まぐるしく変わる気候…その後に
BotWはオープンワールドという事もあり、スタミナの続く限りは険しい山々も強引に登って突き進んでいく事も出来る。だが一部の地方などでは嫌がらせのように天気が悪化して雨天等で登れなくなったりする。だが、悪天候も過ぎた後にはこんな景色も待っている。
はじめて空にかかる虹に気が付いた時にはBotWのこだわりすごい…と思わず感動してしまった。
同じ場所でも天気や時間変化によって景色がガラッと変わるのは本当にすごいよなぁ…
6:switchエミュyuzuでゲームは遊べる…が完全ではない
という事で、このままだと長々とBotWプレイ記事になってしまいそうなので端的にまとめ。
①SwitchエミュレータにはyuzuとRyujinxがある
②処理速度的にはyuzuの方が快適に遊べる
②yuzuでは一部の祠など重い場所でフリーズしてしまう
③Ryujinxはyuzuより挙動は遅いがフリーズはしない(?)
といった感じで。実はyuzuのほかにRyujinxというSwitchエミュレータもあるのだが、そちらはyuzuに比べると挙動が重かった。
yuzuは比較的快適に遊べるのだが、重たい祠など一部の場所ではどうしてもフリーズしてしまう事があった。その場合は、セーブデータは互換性があるのでyuzuからRyujinxにセーブデータをコピーして、Ryujinxでその場所を攻略した後またセーブデータをyuzuに戻すというやり方で対応出来た。Ryujinxの方は重いため一時的に使っただけだが、フリーズはしなかった模様。
恐らくだが、yuzuも対応ゲーム表によると未対応のゲームが多いようなのでRyujinxのほうが快適に遊べるゲームもあるのかもしれない。
とりあえずそんな感じで。BotWもすごいしyuzuもすごいしGPD WIN3のスペックもすごい。
以下アフィ。
BotW2も楽しみだ。Steamで出してくれると一番嬉しいんだけど…任天堂の戦略的には難しいだろうね。
今更GTX1650を換装してみた!GPD WIN3(1165G7版)よりも高性能!
超今更だけどグラフィックボードGTX1650を購入してオンボロPCを強化してみた。
1:前書き
今年の初頭にIGGで買ってようやく使い始めたGPD WIN3。なかなかのハイスペックで最近の3Dゲームもそれなりに遊べるのはすごいんだけど、ずっと家の中だけで遊ぶのならどうせならデスクトップPCと大画面でも腰を据えて…とか思い始めたワケで。せっかくなのでグラフィックボードも無かったショボいメインPCにグラボを搭載して強化する事に。
本当なら10万くらいするすごいグラボも買ってみたいんだけど、競馬も外れてばかりで貧乏なので補助電源無しの条件かつ格安でそれなりの性能があるというGeForce GTX1650を入手してみた。
(もう競馬を辞めればいいのでは?)(まぁ、いいじゃん)
2:グラフィックボードGTX1650をPC本体に装着
という事で届いたGTX1650。色んなブランドが出していてどれが一番いいのか分からなかったので、一番手頃だった「MSI GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC」というモデルを入手。
箱を開けて…
袋から出すと…
ピカピカのGTX1650とご対面。いやあ、こういう瞬間はワクワクするね。
という事でさっそく愛用のオンボロPC本体の蓋を開けて…
空いているPCI Expressスロットに換装…というか装着!これであと何年戦えるのだろうか…とりあえずヨシ!
余談だけどグラボを追加する時はその分消費電力が増えるのでPCの電源ユニットの最大容量を気にかけてみよう。ってこんなブログを見る人達には釈迦に説法だろうけど。
3:GTX1650でのドラクエ10とFF14、FF15のベンチマーク結果
グラボを換装したらPCを立ち上げ、NVIDA公式サイトからGeForce用ドライバをインストールして再起動。
ベンチマークも種類が色々とありすぎて逆に面倒なので、いつもの比較しやすいドラゴンクエスト10とファイナルファンタジー14と15で試すことに。
まずはドラクエ10。フルHDの解像度にもかかわらず、最高品質で17404とGPD WIN3(1165G7版)の15332を余裕で上回る結果に。
FF14 暁月の終焉でもフルHDの最高品質で8865、快適に遊べそうというなかなかの結果に。GPD WIN3(1165G7版)の結果6852よりもだいぶ上回った。
ついでにFF15も実行してみたが、標準品質なら5019で快適と良好なスコアが出た。
このグラボなら十分3Dゲームも遊べる、遊べるのだ!・・・多分。
(いやまぁ本当にレベルの高いグラボからしたらかなりショボいんだろうけどね…)
逆を言えば、GPD WIN3のほうはモバイル向け11世代のオンボードGPUであの結果を出している訳だから十分健闘していると言っていいのかもしれない。あと数世代したらGTX1650くらいには追いつき追い越しちゃうんだろうねぇ。技術の進歩すごいよ!さすがインテル入ってる。
新し目のSoCならオンボードでも3Dゲームは遊べるんだろうけど、一応。
GPD WIN3が我が家に~(2)ドッキングステーションとシリコングリップを同時(?)に使ってみた!
前回は軽くベンチを取ってみたGPD WIN3。
GPD WIN3が我が家にやって来ていた!(1)内包物やらいつものベンチマーク - ウィモバの日々
今回はWIN3購入時に付属していたドッキングステーションと、追加購入したシリコングリップカバーを使ってみた。そして最後は…
1:ドッキングステーションを使ってみよう
まずはGPD WIN3専用のドッキングステーションを使ってみよう。GPD WIN3に接続する事でHDMI出力やEthernet有線接続、USBポートの増加といったことが可能になる便利なキットだ。GPD WIN3本体の購入時にセットでついている場合もあればついていない場合もあるので、必要な場合は確認しよう。
箱の中身はドッキングステーション本体と支えるためのパーツの2点、これだけ。
外箱にも記載されているが、これをWIN3とドッキングして追加できるインタフェーストは下記の4種類。
・USB-C(PD3.0)
・フルHDMI(4K@60Hz)
・USB-3.0(3.1?)x3個
・Ethernet接続
これを繋ぐ事で、GPD WIN3をデスクトップPCのように使えるようになる。
2:シリコングリップカバーを使ってみよう&重さは合計663g
お次はシリコングリップカバー。これは別に正直なところGPD WIN3本体だけでも問題はないのだが(実際筆者はしばらくグリップ無しで問題なく遊んでいた)これを装着する事でWIN3をしっかり握りやすくなり、ひいてはゲームをより快適にプレイしやすくなるとの報告が多かったので買ってみた。
中身はグリップのみ。シンプル~。
グリップ本体の重さは97gある。シリコンというだけあって軟性もありつつしっかりと固めの素材のため、わりと重いようだ。
という事でWIN3にドッキングしてみた結果、なんと重さは566gから663gになってしまった。うーん重い、重いことは重いんだが…
確かにグリップを付けてみた結果、しっかりフィットするように握れるようになって持ちやすさと操作性が向上した感じがする。ボタン操作の干渉もせず邪魔にならないのでこれは快適。もっと早く購入しておけばよかった…(熱い手のひら返し)
ただ、グリップを装着した際の注意点として
①Switch専用ケースを使っていた場合は入らないようになる事もある
②USB-Cポートが干渉するためドッキングステーションが使用不要になる
といった事がある。①のケースについては大きめのケースなら問題なく入るが…②のドッキングステーションと併用出来ないのは不便だ。
かといってグリップを毎回つけ外しするのも劣化や消耗が怖いのでやりたくない。なので次に便利アイテムを紹介しよう。
3:USB-C延長ケーブルでドッキングステーションを接続しよう
横着な人間なら一度は思いつくだろうが、USBが接続出来ないなら出来るようにすればいいじゃない!という事でPD対応の延長ケーブルを探してみた。その結果、楽天市場で評判の悪くなかったBC-UCMF5BKというケーブルを購入して試してみた。
マッスルドッキング!(ネタバレは禁止)
ドッキングステーションにUSB接続したコントローラやマウス等の操作、そしてHDMI接続のディスプレイもちゃんと認識して表示出来ていた。(ディスプレイ周りは汚いため写真なしで失礼)そして延長ケーブル経由の充電にも対応し、使用中にも充電%は上がっていた。
まぁ長時間使ってみたらどうなるか分からないが、ひとまずはこういう使い方もありだろう、という事で。
以下アフィ。
Amazonでは以前はグリップ単体で買えたのだが、いつの間にか単品の製品が無くなっていた。AliExpressではGPD社ではない所でも格安で売っていたりするので博打好きな人はそちらで購入するのもいいかもしれない。
・ケーブル(Amazon)
・楽天
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一応、自分の環境では使えたがそのへんは自己責任でよろしく。
GPD WIN3が我が家にやって来ていた!(1)内包物やらいつものベンチマーク
そろそろ師走も近づいてきたという事でけつかっちん…でもなんでもないけど真面目にブログを書かなければなぁと使命感に駆られたので更新してみる。
まぁ物凄く今更だが、今年の1月にIGGでBackしたGPD社のモバイルゲーム機GPD WIN3が5月中旬に届いていたのだった。いたのだが当時はウマ娘に時間を取られてしまってな…
その後も開封してみたらプレビューのつもりがすっかり使い込んでしまったりで(以下言い訳)
という事で、簡単におさらいするとGPD社のゲーム用モバイルWindows端末GPD WIN3、CPUはインテル第10世代だったGPD WIN MAX(2020年版)より更にハイスペックな第11世代の1165G7/1135G7というハイスペックぶり。もちろん自分はより快適に使うために1165G7の上位モデルを買ったわけ。ではそんなスゴイマシンなWIN3くんを見ていこう。
- 1:GPD WIN3の開封の儀~内包物
- 2:GPD WIN3の外装…は省略
- 3:GPD WIN3本体とアダプタの重さ
- 4:セットアップと注意点
- 5:CPUとメモリとドライブ構成の確認
- 6:DQ10とFF14、FF15のベンチマーク結果
1:GPD WIN3の開封の儀~内包物
という事で開封の儀を行ってみた。宅配された段ボールを開けると…
箱の反対側ナンデ!?確かみてみたら段ボールの上下は合ってるはずなのにナンデ!?
…まぁ気を取り直してひっくり返すと高級感ある箱とドッキングステーションがみえた。
ポートをマシマシ出来るこのドッキングステーションのおかげでWIN3君を母艦としても快適に使えるという優れモノ。
まぁ今はひとまずそれは置いておいてWIN3本体の箱の蓋を開けると…
御開帳~。WIN3本体と付属品の箱。付属品を出してみると…
本体以外の付属品としては
・説明書
・USB-C充電ケーブル&アダプタ
・ガラスフィルム&クリーナー
という構成。今までの機種はクラムシェルだったのでフィルムもぶっちゃけ不要だったが、この機種は液晶丸出しになったためかデフォルトでガラスフィルムがついている模様。充電アダプタはちゃんと日本仕様。
充電アダプタの仕様。WIN2では最大12VまでだったがWIN3はMAX用と同じく最大20V(65W)仕様。大き目で折り畳みも出来ないため持ち運びには不向きかもしれない。
2:GPD WIN3の外装…は省略
外装の写真を…と思ったがWIN3はポート少な目だし別にいいかと省略。ゲーム用の各ボタンの他には
・本体下側にはUSB-Cポート。
・本体左側にmicroSDスロット、コントローラ⇔マウスの切り替えスイッチ。
・本体上側には電源ボタンと音量↑↓ボタン、イヤホンジャック、USB3.0ポート1個
とシンプルめな構成。WIN2ではあったMicroHDMIポートも無いのには少し驚いたが、GPD WIN2と比べてだいぶ巨大化&重量化しているため少しでも削ったのかな…とか。
3:GPD WIN3本体とアダプタの重さ
では本体重量を測ってみる。
何回か測ってみたが本体の重さは566g(公称550g)だった。
Switchが398g(旧型)~420g(新型)、GPD WIN2でも約460gなのでなかなかの重さな事だなぁ。まぁ500gのペットボトルより少し重い程度なので持てないことはない。いいトレーニングになる…のだろうか。
ついでに電源アダプタ+USBケーブルの重さは165g。電源アダプタのみだと124g。これはWIN MAXと同じ。
4:セットアップと注意点
ともあれ、本体の電源を入れてセットアップしよう。本体の上部にある電源ボタンを押して起動する。
最初は英語で表示されるが、画面一覧から「日本語」を選べば問題ない。普通のWindowsセットアップを行えばデスクトップが見られる。
セットアップの注意点としては2点。
①先にネットワークに接続してしまうとWindowsアカウントを要求されてしまうが、その場合ユーザのフォルダ名が面倒臭い事になるので最初はネットに繋がずローカルアカウントを作ってユーザ名を任意にした方がいい。
海外ゲームで遊ぶ場合、特に昔のソフトはフォルダ名が2バイト云々…いやもうマジでWindowsくん昔の仕様は投げ捨てて欲しいマジで。
②これは非常にしょーもない話だが、物理キーボードで文字を入力する際に何故か入力出来なくてパニくってしまった。スライドキーボードは完全に引き出さないと認識しない仕様との事。
使用可能状態ならバックライトも付くので分かりやすい。非常にアホな話だが筆者もひっかかって他のサイト様のおかげで助かったので念のため書いておく。
という事でセットアップ直後の画面。デフォルトでPCアイコンとゴミ箱、Edge、それにGPD WIN3説明書とWIN3用のユーティリティソフトが2個ある。これは普段は使わないかもしれないが、後ろのハードキーなど設定をカスタマイズするときに使用する。
ついでにGPD WIN2くん(初期ロット)との記念撮影。競合他社のONEMIXやAYA NEOは液晶画面を巨大化している一方で、逆にGPDは6インチ→5.5インチと縮小化する判断。これには賛否両論あったが、8インチで800g超えとかその分重くなるという話もあるしなぁ。これはこれで。
2018年から2021年で果たしてどれだけ進化したのか…ううっ…ワクワクが止まらないッッ!!
5:CPUとメモリとドライブ構成の確認
プロパティ画面でCPUが11世代(i7-1165G7)、メモリは16GBなのを確認出来る。
本体のSSD容量は最初から1GBと大容量。SSD自体は1個だがパーティションはCとDの2個に分かれている。まぁ個人的にもソフトはSSDのCドライブ、データは大容量HDDのDドライブと分けていたりするのでありがたい。
切り方が気に入らない場合は後からパーティションソフトで変えるなりクリーンインストールする等してみよう。
SSDの規格はWIN2の頃はM.2 2242 SATAというタイプだったが、WIN3(とWIN MAX)ではM.2 NVMeタイプのSSDに変わり非常に爆速になった。といいつつ普段使う分にはネットワーク速度や他のストレージ速度との兼ね合いで正直あんまり違いを感じられるのだろうか…とか。
6:DQ10とFF14、FF15のベンチマーク結果
ではお次は定番のドラクエ10ベンチマークで11世代の実力を見てみよう。
1280x720の解像度ではあるが「最高品質」で15091~15332となかなかの数値が出た。
ちなみに初期型WIN2(7世代)では約5000、GPD WIN MAX(10世代)では1万程度だった。CPU&GPUの進化、ヤバいですね…!
FF14の最新ベンチマークでも、「高品質(ノート品質)」で8201で「快適」という良スコアが出た。
そして「最高品質」でも6852で「やや快適」という評価が出てしまった…!
おまけに重いと話題のFF15のベンチマーク結果も追加。GPD WIN3を信じて「標準品質」にて実行してみる。
こちらは3652と「普通」の結果が出てしまった…!途中でカクついているシーンもあったが、設定を軽量品質に落とせばさらに快適になるだろう。
さすがにベンチマーク中はなかなかの爆音が出ていたが、両手で持っていても発熱で持てないという事はなかった。以前の反省からかうまく廃熱が分散されて処理されているのだろう。
分かってはいたけどこのマシン、ヤバいわよ!
ひとまずこんな感じで。
以下アフィ。
液晶保護シートはこの機種に限っては純粋な保護目的の強化ガラスがオススメ。
以上。
サクラ革命、12月~4月の約4ヶ月でサービス終了のお知らせ!ギャハハ!
我が名はrideonshooting!サクラ革命の行く末を真に憂う者である! (適当)
という事で、去年の12月からサービス開始していたサクラ革命が2021/4/22にサービス終了のお知らせを出しちゃったね。
サービス終了のお知らせ|サクラ革命 ~華咲く乙女たち~(サクラ革命)公式サイト|セガ×ディライトワークス
6月30日をもってサービス終了してしまう、との事。
はい、俺も昔のサクラ大戦は好きだったので革命はサービス開始日(の翌日)から当然毎日ログインして遊んでたよ?開始日は忘れていて翌日Twitterで開始に気づいたのでな…
ただ、当然ながらいろいろな不満はあった。
正直クオリティの低さからして先は長くないとも予測はしていたしね…
という事でサ終了記念に個人的に不満だった事を挙げておこう。
①旧来からのサクラ大戦ファンを切り捨てた
やはりこれが一番大きい。サクラ大戦もだいぶ古いコンテンツとはいえ、以前もグラブル等とコラボしたりと根強いファンがいる事は間違いなかった。
新サクラ大戦では旧サクラ大戦のキャラクター達の扱いについては賛否両論あったが、希望も無くは無かったり残ったすみれさんもいい女に成長してたり(昔からいい女だった?そりゃ失礼)飲み込めない事はなかったが、さくら似のキャラ(CV横山智佐)の正体が■■■■という期待させておいて失望させたりして従来のファンの反感を買ったのは当然だった。
そして、サクラ革命はというと…今度は100年後が舞台という事で、それまでのサクラ大戦の登場人物を完全に切り離し、蒸気設定も潰えて太正ロマンの象徴である霊子甲冑から顔が丸見えなドレスという謎アーマーになってしまった。
(最後の方の軽装な新ドレスは嫌いじゃないが…)
おまけに最初から未来のひとつ、という事で本編の正当な未来でなくパラレルワールドを示唆される始末。このナガレは普通だったら旧来のファンに完全に喧嘩を売っていると捉えられない。正直サクラを名乗らず新IPでやれって感じだった。
それでも、これもサクラの一つだと捉えてサクラ愛でもってプレイしてくれるユーザーもいたが…うん、まあ俺も正直サービスが続いたらイベントで旧キャラ達もなんらかの形で出してくれるかなー?と淡い期待はして遊んではいたが、正直運営の方針には失望していた。
②今風でないキャラクターデザイン
悪い言い方をすれば、キャラデザの時点で登場キャラにシコれない。3Dモデルもさんざん批判されていたが正直3Dモデル以前にここで負けていた。
一応キャラが男女ともいるFGOでもプレイヤーの男女比は7:3、キャラが女性だらけのプリコネだと9:1だという。ベースがギャルゲーで登場人物の大半が少女な作品である場合はプレイヤーの大半が男性になる事だろう。もちろん、マリン船長のように女性でも従来のサクラ大戦のファンだった人はいるしTwitterのフォロワーにもいたが、当然少数派だった。
美少女動物園である限りは、最近の絵のクオリティが高いアズレン、ブルアカ、原神やプリコネなどといったグラフィックも洗練されたゲームとも戦わなければならないが、それらに比べてキャラクターデザインが非常に地味というか野暮ったい感じになってしまっていた。
上の女性司令はマシなほうで、もちろん黒星紅白など有名絵師も使っているし個人的には可愛いと思える子も何人かはいたが、全体的にみると華がなさすぎて正直どうしてこれで行けると思ったのか不思議なレベルだった。
太正ロマンを切り離したくせに、太正ロマンを引き継いだ感じにしようとして失敗したのか…?みたいな。
アプリのしのアイコンも太すぎる眉毛、怖い目つき、食いしばった口元などに正直「うわきつ」という感じで、インストールを躊躇しかけたほどだった。
(新サクラは3Dはアレだったが)かつての藤島康介先生や久保師匠なんかは漫画の面白さ込みとしても、キャラデザとしてみてもエロ可愛い美少女たちが多くファンアートやうすい本も多数描かれていた。しかしこの作品のキャラの魅力ではそこまで行くとは到底思えなかった。
③希薄なキャラクターの関係性、課金の導線となるほどではないガチャ
同じDWのFGO(に限らず自分のプレイしているゲームでいうとメギドやプリコネ、デレステetc…といったゲーム)では、メインストーリーの他にもイベントストーリーやキャラ個別ストーリーでキャラクター同士が湿度の高い絡みを取る事によって深い関係性が作られて、それらのカップリングについての妄想が語られたりファンアートが書かれたりする。別にシコれる作品でなくとも、そういうキャラ間の関係性で盛り上がる事は出来る。
しかし、サクラ革命ではキャラ毎を掘り下げる個別シナリオもなく、メインストーリーもあっさりめなためキャラ間の関係もそこまで深くないようにみえてしまう。
(四国ではしのに惚れるキャラや司令に惚れるキャラもいるが…積み重ねが個人的には足らなく感じた)
元のサクラ大戦がギャルゲーだっただけに、せめて個別に司令と交流を深めるストーリーはあってほしかった。短いホーム会話だけではねえ…
そしてガチャの話にも繋がるが、司令と特別な関係を築いたり弱みを見せたり別れたりしてそのキャラが手元に欲しくなっちゃうよ…という感じのキャラがいるかというと、メインストーリーのキャラ達に関しては淡泊すぎて正直全然期待できなかった。
恐らく敵対関係にあって見せ場もあるであろうBLACKのメインキャラ達も敵の現状のままではガチャに回せない、という縛りもあったのだろうが、非常にもったいなかったなぁ。
まぁ、あえて言うならイベントはどれも悪くなかった。イベントの楽しいストーリーでキャラの魅力をうまくアピールして少しはガチャへの導線になっていた、かもしれない。10番勝負イベントも熱かった…が遅すぎた。
自分も課金をまったくしていないかというと、正月に3000円のガチャがあってご祝儀的に1回だけ課金してアンジュを手に入れたのじゃった…。
④絶対テストプレイされていないであろう初期の未完成具合
正直これもわりとひどいと思った。今でこそ劣化FGOでござい、というツラはしているが、リリース当初は本当に不具合だらけでひどかったしUI含めて作り込みも甘かった。例をあげていうと
・フレンドのキャラを選んで出撃したら同じフレンドの別キャラが出撃される(ALLと同属性のバグ)
・Androidで出撃すると数回に1回はアプリが落ちる
・画面を切り替えていくと2つのBGMが同時に再生されたままになる
・戦闘途中でタスクキルすると控えのHPが全回復する
・戦闘中に控えキャラが登場しても音声が出ない
・戦闘中のバフ・デバフの引き継ぎがおかしい
・ストーリーの見返し機能がない
・戦闘が終わったら選択していたステージのダイアログが閉じてしまうため連続出撃に余計なタップが必要
etcetc…と、簡単にでもテストしていたら分かるだろ!という感じの未完成っぷり。
おまけに、ストーリー中にもアプリが落ちるくせに初期の頃はストーリー見返し機能さえなかったのでアプリが落ちてしまって途中のストーリーが分からなくなってしまった人もいた。
プレイするのもストレスだらけで本当にひどい…開発が間に合ってないとかリリースを先走ったと言われるのも無理はなかった。
⑤無駄に時間のかかる虚無周回、かな…
あとはひたすら進化素材を得るために周回させるシステム、かな。
スキップチケットがないせいで1周○分かかる戦闘の周回を何十回、何百回とか強いられるとフルオート機能があっても嫌になる人も多いだろう。
まあこれに関しては、正直他のゲームでも(メギドのイベントや大幻獣討伐、マギレコ等)戦闘をスキップ出来ずに時間のかかる周回を強いられているしオートがあるから立ち上げっぱなしにしているので個人的には気にはならなかった。しかし普通はアプリにずっとスマフォを占有されるのは嫌だろう。
虚無が真に虚無なのは、1月以降に4月までメインストーリー4章の配信も遅くてイベントもストーリー物が実質3個しかなかったせいで、その間ひたすら素材のために周回だけを強いられていたのは苦痛だった。
まあそんな感じで。まぁ色々書いたけど、とりあえずDWはFGOがんばって。セガは…もっとサクラ大戦を大事にして欲しい。
お疲れ。悪くなかったわ…ありがとね。
いやほんとこの表情…チェンジで。