ウィモバの日々

Windowsをモバイルする…それがウィモバ(仮)。手のひら端末が好きです

このマンガがすごかった2011

ということで突発的にはじまったこのコーナー!

基準は「2011年に出た漫画単行本」!

そのうちから俺内ランキング上位を挙げようという企画だよう。

まさに俺特企画・・・!趣味が合った人は枚方パークで僕と握手…とみせかけての握撃ッ!!


1位!神海英雄先生のLIGHT WING(全三巻)!

圧倒的な少年漫画!といえる熱さを感じられるサッカー?漫画。
随所に神海節と言われる独特の個性的な台詞が散りばめられ、
ハマればつい日常でも使いたくなってしまう。
登場人物の何人かは二つ名(能力名)を持っていたりトンデモなシーンも多いけども、それもまた味といえる。

最初の掴みこそ「Jリーグ終了のお知らせ!」「ギャハハ!」というモブの台詞で印象最悪だったりしたものの
練習試合、公式試合では手に汗握る熱い展開を繰り広げ、またギャグでやっているのか
真剣なのかシュールなシーンも多くあり興奮したり爆笑したりと、いつの間にか真剣に読み出していた。
そして、圧倒的なカリスマを持ったライバルキャラの登場で一気に虜にさせられてしまった・・・!

3巻では、かつて主人公の師匠が因縁のライバルに壊されていたという悲劇的な過去が突きつけられる。
その回想シーンを経て、主人公がチームメイトにボコボコに殴られまくった後、真にチームメイト達と仲間になる展開には感動。
その後、一体となったチームメイト達がみなそれぞれ能力に目覚めるシーンは鳥肌モノ。
登場人物と一緒に「それだよ佐治ー!!カッケー!!」と叫びたくなる程の作品とのシンクロニティ?一体感を得られた。

残念ながら打ち切りのため、連載は因縁のライバルとの戦いの途中で終了してしまうのは残念だけれど
単行本では補完としてその後・・・が描かれており、非常に満足。
心に熱いモノを残してくれた素晴らしい漫画だった。


2位!TAGRO先生の宇宙賃貸サルガッ荘 新装版(全4巻)!

おーっと!いきなりのラフプレイ!新作ではなく昔出ていた作品の新装版だ!
・・・厳密にはファイルだが審判の笛は鳴らず!よかったよかった。
TAGRO先生の別の作品がアニメ化された記念で出たようだけども、この巡りあわせに感謝。
SFな設定で繰り広げられる、主人公と「魔女」のハートフルラブコメ
サルガッ荘の住人達と共同生活をしながら徐々に成長していく二人。
みんな魅力的なキャラで、とてもいい。俺もあんな寮だか荘に住みたいと思わされる。

最後のほうや途中の短編など、背景にはハードボイルドな壮大な世界観の設定を匂わせつつ、
それとはお構いなしに進む二人の恋の着地点に・・・感動した!
思わず全巻何度も読み返してしまう素晴らしい漫画だった


3位!施川ユウキ先生の森のテグー!(全2巻)

鬼才施川ユウキ先生の漫画。基本は4コマ漫画として進んでいく。
人間の女の子や猫のような喋る生き物テグーなどが仲良く暮らす森を舞台にしたおはなし。
単純な笑い話から、ちょっとハッとさせられたり深く考えさせられるおはなしまであり、
とても深いと思わされる。哲学的でもあり施川ユウキ先生の教養が伺える。
最後は、悲しい別れと、ちょっとした衝撃が待っていることだろう。
本当に、最後はテグーとシンクロしてすごかった。


4位!冨樫義博先生のHUNTER×HUNTER !(続刊中)

天才なら気まぐれな連載でも圧倒的に面白いという現実を教えてくれる漫画。
蟻編もクライマックスが近づき、文句なしに楽しませてくれる。
王のためと、そして自分のために暗躍するシャアウプフは憎らしいながらも
忠誠心があるから、嫌いに離れないんだよなぁ・・・いいキャラだ。
あのゴンが豹変してしまうところは爆笑やら戦慄やらで、楽しすぎる



5位!板垣先生+RIN先生のどげぜん!(全3巻)

とにかく面白い!アイディアの勝利。
主人公の教師が土下座一本で色々な問題を強引に解決していく様は痛快w
話が進んでいくに従って土下座もバリエーションが増えたり、ライバルが現れたり…
時事ネタだけども某歌舞伎男優の時のネタは爽快だった。
しかし、笑いだけでなく、たまに感動もあったりするから侮れない作品。

土下座に関する考え方の違いでコンビを解消してしまったのは残念でならない


6位!吉本浩二先生のブラックジャック創作秘話!(全1巻)

ブラックジャックを産み出した漫画の神様、手塚治虫氏を赤裸々に描いた作品。
独特な温かみのある絵柄で描かれた丸っこい手塚先生がとにかくかわいい!
仕事に対しての情熱溢れる手塚先生は魅力たっぷりで面白すぎる。
ただしこんな生き方の真似は絶対にしたくないし・・・きっと誰にも出来ないだろう^^;
秋田書店の(故)名物編集長、壁村さんも出てくるわでマニアにはたまらない一品。


7位!野田サトル先生のスピナマラダ!(続刊中)

幼い頃からずっとフィギュアスケートに捧げて来た主人公が、家庭の事情によって
フィギュアを諦めざるを得ない状況になった時、新たな出会いが幕を開ける――!
ということで、新たに始めたのはアイスホッケー。
主人公のフィギュアの経験を生かした動きはとても魅了する。痺れるだろう?
主人公をホッケーに導いたライバル達もイケメンでかっこいい。
絵はお世辞にも上手いとは言えないしむしろ荒いが、それを補って余りある熱を感じる。
単行本1巻は、主人公が助っ人に入った弱小チームが最強クラスのチームにボロボロにされるが
一矢報いる事が出来るか!?と逆境的に熱い展開となっている。2巻も楽しみである


8位!宮島礼吏先生のAKB49〜恋愛禁止条例!(続刊中)

ひょんな事から女装してアイドルを目指すことになってしまった少年達が繰り広げる物語。
アイドルを目指すことの過酷さと、チームで団結し上を目指していくという
努力、友情、勝利を描いた熱いスポコン作品。
秋元Pにより試練が与えられ、それをぶつかり合いながらも団結して成長し乗り越えていくところは燃える。
この作品に出てくる秋元似の男はみのりの正体を知った上で見守っているという
大物っぷりがかっこよすぎるが現実のAKBはDDE。


9位!石黒正数先生の外天楼!(全一巻)

全1巻で完結の、なかなかすごい漫画だった。
感想がすなわちネタバレになってしまうので、未読の人はご注意を。

短編集かと思ったら違った――。
最初は少年達のわきあいあいとした話から始まり、SF的な話、刑事モノ、特撮モノと飛びに飛ぶ。
そしてやがて起こるひとつの事件を契機に、それらの設定、登場人物が繋がっていることが分かっていき
事件の原因が解明し、一本の線に収束するところは圧巻の一言。
最後はものすごく物悲しくなってしまった。
ハッピーエンドが良かったと思いつつもああいう終わり方だからこそ、かなあ


10位!濱口裕司先生のモメンタム!(全一巻)

読み切りCAN YOU!で強烈な個性を発揮した濱口先生のバスケットボール漫画。
絵柄は、正直汚いのか個性なのかのギリギリの表現だとは思うけども、あえて評価したい。
ストーリーは新人らしく荒さがあったものの、時たま目を見張るシーンもあったりで、
シューターの3PシュートシーンやFOXチームの痣の勲章のシーンなど、hセンスが溢れまくりで
非常に独特で素晴らしい表現力を持っていたように思う。
しかし、打ち切りのため試合の途中で連載が終わってしまったのが残念。
とはいえ最後は姉弟の家庭環境の話と、弟が何故あんな突拍子な行動をしているのかの
原点が明らかになり、爽やかな読後感でよかった。
チャンピオンの所謂ダシタイナ号により、本来なら続きの話もあるんだけども
単行本にはならなかったため全1巻という・・・悲しい宿命ェ・・・

■11位〜20位
・11 ケルベロス
 終了は不本意ながらも締めには感動した!最後はハッピーエンドだと信じてる!
・12 ぼくらのよあけ
 泣けるSFジュブナイル。宇宙人との交流したくなるね
・13 となりの関くん
 アイディアが面白い。そして横井さんのリアクションがいちいちかわいいw
・14 花もて語れ
 朗読の描写がとにかくすごい。感動!
・15 まじもじるるも
 激動の展開。グイグイと読まされて面白い
・16 高杉さんちのお弁当
 ハートフルで癒される。くっつかないほうがいいな、と思う。
・17 ロクデナシ
 こっちのほうは面白すぎてたまたまポンチーとはなんだったのかry
・18 アゲイン!
 2011年の流行だった逆行モノ。少年はやり直せるのか…!?熱い
銀の匙
 生き物を食べて生きていくという事を改めて考えさせられる
・Be Blues
 サッカー漫画。熱い展開に興奮する。龍△

ということで、こんな感じでした!
このマン本家とカスってるのが少ない!漫画読みスキルが低い!><
もっと善処するお・・・