ウィモバの日々

Windowsをモバイルする…それがウィモバ(仮)。手のひら端末が好きです

SIMカッターで標準サイズのSIMをmicroサイズやnanoサイズにしちゃおう!(ただし自己責任)

■2018/10/28追記
auのmicroSIMをnanoSIMへSIMカットした結果を追加
■2017/4/19追記
SIMカットしたICカード ver.001の標準SIMはg07+で使用不可という報告が上がっている(確認済み)ので
g07+目的の人はauショップでmicroSIMに交換しましょう。


http://d.hatena.ne.jp/rideonshooting/20170330/1490891571
前回書いた、auの3gガラケーSIMを使えるらしいg07+を勢いで申し込んではみたものの
来るのは4月下旬以降らしい(´・ω・`)
なので、もし来たら早速使えるように準備しておこうということで。。。


◆目次◆


注意点がひとつあって、auの3GケータイのSIMサイズは標準SIMかmicroSIMのどちらかしか存在しない。
3Gでも(比較的)新しめのGRATINAやiphone 4sといった機種ならmicroSIMのサイズだけども
自分が持っているのは2008年発売のW61Sや2009年発売のS001と昔なので、当然SIMは標準サイズの大きいモノ。
しかしg07+にはmicroサイズとnanoサイズのSIMスロットしかないため
標準サイズのSIMをどうにかしてmicroサイズ以下にしないといけない。


そこでユーザが取る道としては、2つある。どちらの手段を取るかはユーザ次第。



手段1:auショップでSIMサイズの変更を行う

auショップに行って手数料を払って標準SIMからmicroSIMに変更する。これが一番安全な手段ではある。
au公式サイトを見ると2000円(税抜)で行ってくれる模様。
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlocked/
SIMサイズ変更した後に元の標準SIM用の携帯を使うには、こういったSIMアダプターも必要になるので準備しておこう。

また、SIMが変わるとSIMフリーでない携帯はキャリアロックで使えなくなるので
元の機種も使いたい場合は一緒にキャリアロックも一度解除して貰おう。
https://www.au.com/support/faq/view.k1112050657/
本来は2000円(税抜)かかるが、SIMサイズ変更とロック解除を一緒に頼めば
持ち込み機種変更の扱いでロック解除料金は免除される、らしい。


ただし、ネットのSIMサイズ変更について書いているサイトを見るとサイズ変更出来ることもあれば
ショップによっては「実際にSIMがmicroSIMサイズの携帯がないと駄目」と断られることもあるという。
その場合はショップを変えてみよう。もし何処のショップでも駄目なら
ヤフオクで中古のGRATINA(KYY06等)が安いので買うとか、もしg07+を買ったのなら届くまで待とう。



手段2:SIMカッターで切断(1)docomoの標準SIMをmicroサイズに

これは実際暗黒非合法な手段であり、自己責任の元に行う方法なのだが
世の中にはSIMカッターというSIMをバチンと切断してサイズ変更出来てしまう危険な破壊兵器が実在する!


  Ciscle SIMパンチ Sim/Micro/Nano 両方対応SIMカッター Sim nanoSIM microSIM cutter (ブロンズ)

ということで実際に評判が高めのこれ(799円)を購入して、カットして使えるのか試してみた。
※大手三大キャリアでもSIMフリーのキャリアでもSIMサイズ交換を取り扱っているため、正式にサイズ交換して貰ったほうが安全である。
SIMはキャリアからの借り物なので、契約終了で返却時にカットしていたら破損扱いで罰金を取られる可能性もあり、無暗にやるものではない。
ただし、毎回キャリアに払うのはバカバカしいとか今回だとauのキャリアロック携帯が複数あって
SIMが変わると全部ロック解除に金がかかるし・・・とか節約志向?の人は自己責任で。




こんなパッケージに入っている。

SIMカッター本体にSIMを取り出す用のピンと標準→micro、標準→nano、micro→nanoのアダプターに説明書、ヤスリ?が入っている。
simアダプターはフレームが脆そうな作りであまり実用性は高くなさそう。


ではまずdocomoのSIMでmicroサイズに変更してみよう。

SIMカッターの穴が大きい方(文字が正しい方向の場合の左側)のスロットの一番奥まで入れて・・・勢いよくバチンと。


こんな風に切り取られる。表面の端子は切られていない。


試しにSIMアダプターに入れてみると、ヤスリでサイズを整えるまでもなくぴったりと入った。
早速docomoの携帯に入れてみると、問題なくSIMを認識して通話も可能だった。いいね!



手段2:SIMカッターで切断(2)microサイズをnanoサイズに

ついテンションが上がってしまったため、ついやってしまった。。。
microサイズがいけるならnanoサイズはどうか!?と。


まずはmicroSIMに付属のSIMアダプターを噛ませて標準サイズにする。

今度は右側(写真は上下逆)の穴が小さい方に一番奥まで差し込んで、バチン!と思い切ってカットする。

こんな風になった。表面の端子がめっちゃ切れてるーーー!(ガビーン!)
ままままままだあわてる時間じゃない・・・と落ち着いてこの出来たnanoSIMをアダプターに噛ませようとすると
切断したnanoSIMはうまくmicro用のアダプターに入らなかったので、付属のヤスリ?で形を整える必要があった。


形を整えたnanoSIMをアダプターに噛ませて、恐る恐るdocomoの携帯で試してみると・・・
通話出来たああああァァァ!!!やったぜ。
表面の端子の部分はある程度は切れても大丈夫みたいだねー。
(ただし切断に失敗して使用不可能になっても責任は持てません)



手段2:SIMカッターで切断(3)auの標準SIMをmicroサイズに

ではいよいよ本命であるauのSIMをカットしちゃおう。さすがにnanoはもう怖いのでmicroサイズにする。


auガラケーから3Gの標準SIMを抜いたら


SIMカッターの奥まで突っ込んで躊躇せずカットしよう。悪魔のように細心に!天使のように大胆に!


カットした結果、こういう風になった。うん、表面の端子がむっちゃ切れちゃってるなぁ(;・∀・)


ドキドキしながらカットしたmicroサイズのSIMをSIMアダプターに付けてガラケーに放り込んで電源を入れてみると

無事認識してアンテナも立ち、通話にSMSとメールも問題なく送受信出来た!よかったよかった( ´∀`)
表面のは携帯との接触端子でしかないから、SIM内部のICチップ部分を傷つけない限りは意外と大丈夫なのかもねー。


手段2:SIMカッターで切断(4)auのmicroSIMをnanoサイズに(18/10/28追記)

g07++をauガラケーmicroSIMで運用していたが、とある事情によりmicroSIMをnanoSIMサイズへと変更する必要が出てくる可能性が出てきた。そのため、失敗を覚悟でnanoサイズへのSIMカットを試みてみた。
f:id:rideonshooting:20181026032254j:plain
まずSIMカッター付属のSIM下駄へmicroSIMを嵌め込み標準SIMサイズにする。
f:id:rideonshooting:20181026032352j:plain
下駄を履かせたSIMをSIMカッターのnanoサイズカット用の口へ差し込む。奥まで突っ込むと、しっかりハマって固定されグラついたりしないのでご安心だ。
SIMを突っ込んで・・・そこをガツンだ!躊躇せずカッターを押しぬくと綺麗にカットされるので、勢いよく押そう。
f:id:rideonshooting:20181026032456j:plain
カットされたnanoSIM。上下は少し切れているが、SIMを確認すると中の重要なチップは切れていないようなので大丈夫そう。
ではいよいよカットしたnanoSIMを、g07++のnanoSIMスロット(スロット2)へ突っ込んでみる!

認識成功!nanoスロット(スロット2)でも無事認識し、通話とSMSも確認できた。これでnano~標準サイズまでの端末を自在に使えるようになった。やったぜ。

ついでに勢いあまってg07+でauの3GでDSDSだァ~!と意気込んでみたが・・・結果は撃沈。au3G SIMの2毎刺しには対応していない模様。


(ただしSIM切断に失敗して使用不可能になっても当方は責任は持てません。あくまで自己責任で行ってください)