ウィモバの日々

Windowsをモバイルする…それがウィモバ(仮)。手のひら端末が好きです

俺の中でこの漫画がすごかった2017

2016年は色々あってアレ過ぎて漫画を楽しんで読める状態じゃなかったんだけど、
2017年は「いろいろあったけどしばらく休んだらすっかり身体もよくなったわ」(うろ覚え)な感じで復活したので
せっかくだから俺的なこの漫画がすごかったランキングを書いておくよ!よ!
対象は2017年に発売されたタンコーボンなのだ!


1位 松島幸太朗 (著),‎ 伊藤智義 (著):永遠の一手‐2030年、コンピューター将棋に挑む‐ (上巻 2017/1/6)

 

2017年といえば将棋界では彗星のごとく現れた藤井四段が前人未到の連勝記録を打ち上げたり、ひふみんがついに現役引退したり
羽生善治さんが史上初「永世七冠」になられたりと将棋界が熱かったんだけども、そんな将棋をテーマにした少年漫画がこの「永遠の一手」。
といっても単なる将棋漫画ではなく、将棋を通した人とコンピュータ(将棋ソフト)の新しい関係を描いた意欲的な近未来作品。
作画の松島幸太朗先生はショー☆バン&縞青やらでおなじみ、男も女も妙に色気のある描き方をしてくださる漫画家さん。
ストーリーとしては冒頭で将棋界最強といわれた名人がコンピュータ将棋に敗北してしまい責任から将棋界を去るという衝撃的な話からはじまり、
その後当然コンピュータ将棋に勝てる者はなく、コンピュータ将棋に席巻された将棋界は世間から見放され落ちぶれていくことになる。
将棋界もそんな状況に手をこまねいているだけではなく、逆襲の一手として棋士がコンピュータの将棋ソフトをパートナーとする新たな将棋の形が生まれる。
だが、あくまでコンピュータへの反骨精神をもって、コンピュータに頼らずに地道に自分の道を信じ歩み続けていた男がその状況に反逆をはじめ
コンピュータと棋士相手に打ち勝ち、世間へ人間の可能性を魅せて将棋界が盛り上がっていく。
また一方、かつて冒頭で名人を破った将棋ソフトを開発した会社も再びホットな将棋界に参戦すべく、プログラマーを雇い入れる。
そのプログラマーと、将棋界でコンピュータ&棋士を破っていく男の意外な関係、そして冒頭で名人を破った将棋ソフトの開発者との関係が明かされ
感動的なヒューマンドラマも描かれる。
そして下巻では、かつて将棋界を去った最強の名人が・・・とこれ以上はネタバレになるので詳しくは書かないが、とにかくすごい。
コンピュータ将棋による破壊と再生が描かれ、また人間の可能性を感じさせられる。
そして最後に戦う二人の熱い試合を通した敵味方といったものを超えた関係に感動してボロボロと泣いてしまった。
そういえば2016年のジャンプでやっていた「ものの歩」もコンピュータ将棋の特集ページをやったりしてて近未来を感じるなぁと思っていたけど
2017年はほんと将棋の可能性を感じさせられたねぇ。すごい・・・



1位 ゆでたまごキン肉マン 1〜60 (60巻 2017/9/4)

「おいコラこっちも1位ってどういうことじゃボケ!」とか言わないで!すんません、オヤブン本当スンマセン・・・
いや永遠の一手の短いながらも素晴らしい完成度と、キン肉マンの総決算的な完璧始祖シリーズ完結どちらも素晴らしくて号泣して感動してしまって。
どちらがいいと選べないのでな・・・
なので同率OKということにしておいてもらおうか。わかったか。
長かった戦いよサラバ!ということで正義&悪魔&完璧始祖達の切なくも感動的な三つ巴の戦いを繰り広げてきた始祖編もいよいよクライマックス!
スグルとネメシスのキン肉族の闇を乗り越えた名試合を終え、ついに悪魔将軍、いやさゴールドマンとザ・マンというかつての師弟対決。
これも涙なしには見られない。
超人に失望し、かつての美しかった志を失い歪んでしまったザ・マンを変えてしまったのは、果たして誰の責任なのか―――
そんなザ・マンに挑むゴールドマンは何度も挑戦してはザ・マンに技を破られ、勝てない様を見せつけられても諦めずに挑み続ける。
戦いを通して深い師弟愛を感じさせられ、戦ってはいても憎しみあっているわけではなく、深い絆で結ばれているんだなあと涙腺が緩んでくる。
そして、ついには・・・!
ようやくザ・マンとゴールドマンお互いの願いが叶った、弟子が師匠を乗り越えるという感動的な決着!
そして完璧始祖の敗北(=掟)を取ろうとする悪魔将軍に対して、最後にこの物語の主人公は誰かということをさまざまと見せつけられる!
おまけにまどマギことサイコマンのフォローまでして完璧!こんなのもう泣くしかないじゃない!
いやほんと将軍様もスグルもかっこよすぎる・・・。素晴らしさしかない。ありがとうキン肉マン
(でもその後の新シリーズは正直迷走してる気がしないでもないような気がしないでもない)



3位 板垣巴留BEASTARS 1〜6 (1巻 2017/1/6)

ということで3位は板垣巴留先生のBEASTARS!結局板垣恵介先生の娘なのか別なのかは不明だけどDDE。
小動物から大型動物、草食動物に肉食動物と様々な動物達が擬人化?して共同生活している学園を舞台にした青春群像劇。
動物としての特性や本能に従う者もいれば抗う者もいて、という中で繰り広げられるドラマが面白い。
演劇部員の主人公であるレゴシはハイイロオオカミらしからぬ繊細さで、暴力を好まず不器用で優しいという非常に魅力的なのだけれど
とある出会いをきっかけに自分の中に潜む獣の本能を知ってしまい・・・と迷走するレゴシもまた微笑ましい。
また、草食動物から野心をもって成り上がろうとするレゴシの裏返しのような先輩キャラは裏主人公ともいえるほど造形も良く
レゴシとその先輩の絡みもまた面白く、二人の関係がどうなっていくのかも楽しみの一つ。
コメディからミステリにバイオレンス、ラブコメにエロスと様々な要素がストーリーに入り混じっていて凄みを感じさせる。
ネタばれになるけど少年誌で堂々と交尾が描かれているのはさすがチャンピオンッ!そこに痺れry


4位 原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか約束のネバーランド 1〜 (2巻 2017/2/3)

厳密には1巻の発売は2016年だけど、話と世界の広がりが加速していく2巻から、ということでひとつ。
ジャンプでも異能バトル漫画で獣やら魔物やらが人間を食べたりするのは普通にあるけど、そういうのとはワケが違う。
人間のしかもか弱い子供の牧場、行きつく先は餌というディストピアからの脱出というテーマの意欲?作。(サブカル誌だとよくありそうだけど)
大人対子供達のいかに相手を出し抜くか、反逆の意思を抑え込むかという頭脳バトルが1巻に続き面白く、
特に新キャラの面白黒人シスターがいちいち怖面白すぎてこの黒人シスターロスがつらい・・・(善逸クソコラ勢)


5位 山口貴由衛府の七忍 1〜4 (4巻 2017/8/18)

5位は山口貴由先生の衛府の七忍!2015年の俺内ランキングでも入れた既刊作品だけども、いまだパワー落ちせず!
「誤チェスト」をはじめとする熱いチェスト推しをはじめ、笑えるギャグみたいなノリもあれば熱いシリアスもありと
覚悟の頃の貴由先生満開である。ノリノリすぎて読んでいて本当に脳汁が出る感じで気持ちいい。
衛府のかっこいい宮本武蔵刃牙の弱い者いじめしている宮本武蔵、どうして差がついたのか・・・(以下略


6位 山本章一:堕天作戦 1〜3 (3巻 2017/12/19)

裏サンデーマンガワン)で連載中の漫画。
不死者の主人公を中心としているような、していないような感じで魔人と旧人類が戦争中の世界を描いたダーク寄りSFファンタジー
独特のドライな空気感で繰り広げられるダサくてかっこいいやりとりや、殺伐とした世界で魅力が出たと思ったキャラが
あっさりと死んでいく物悲しさというのか、この虚無感のような空気感が魅力的で読むとクセになる。


7位 福本伸行  (著),‎ 萩原天晴 (著),‎ 上原求 (著),‎ 新井和也 (著):1日外出録ハンチョウ 1〜2 (1巻 2017/6/6)

福本作品の何個目だよ!っていう感じのスピンオフ。まさかの帝愛地下でカイジとチンチロバトルを行ったハンチョウが主人公とか(笑)
しかもグルメ漫画っぽいノリという・・・たまにグルメ関係ない話もあるけど、大抵は笑えたりほっこり出来る。
伝説の「君の名は」回やらハンチョウの過去の行きつけの店での嬉しいエピソードやら、かといえばただ皆で遊ぶだけだったりと自由なノリで楽しい。
ハンチョならどんな環境でもたくましく楽しく生きていけそうで羨ましいわー、という感じw


8位 杉谷 庄吾【人間プラモ】:映画大好きポンポさん(2017/8/26)


ツイッターで話題になった、pixivで公開された無料漫画の単行本化。
話自体はわりとあっさりしているが、創作の苦悩と素晴らしさの要点をきっちり抑えており、かつ
主人公&ヒロインのテンポよく進むシンデレラストーリーとして綺麗にまとまっていて、いい読後感で感動出来る。


?位 六道の悪女たち
すごい!というほどではわけではないけども、丁寧に描かれていて、笑えてちょっと感動できる作品。
ヤンキー高校でカースト底辺だった主人公の六道君が悪女にモテる呪い?をその身に宿してしまい、六道に惚れた悪女達に振り回されるという
コメディーから繰り出されるシリアス(?)話。うーむ改めて書くとポストじつわた?
六道君の最初ヘタれてても、ヒロイン達のピンチとかにかっこよく立ち上がってヒロインを守ってくれてそりゃ女の子もガチで惚れるやろー、とか
呪い?のせいで自分に恋を芽生えさせてしまったヒロインへの罪悪感やらなにやらへの頑張りっぷりが熱い!とか
六道君の二人の友達も、怪我を厭わずにピンチな六道君を助けてヤンキー友達とも友情が芽生えたりと絆も熱くてかっこいぜ!とか。


?位 鬼滅の刃
ビバ兄妹愛。週刊ペースについていけてないのか作画がちょっとパワーダウンしちゃったのはちょっと残念だけども
未だ面白さはある。
煉獄さんのかっこいい人間としての死にざまと最後にみんなに語り掛けるシーンは泣けてくるねぇ・・・後輩を導くいい先輩だった・・・


番外
・鮒様の壮大なWeb漫画「胎界主」の2部がついに2017年4月、堂々完結!真の胎界主ピュアの野望は果たして叶うのか―――!?
  単行本化はされてないけど全ページWebで無料で読める!読んでハマって投げ銭しよう(しよう)
・阿部 共実:月曜日の友達
・施川 ユウキ:銀河の死なない子供たちへ
・大童 澄瞳:映像研には手を出すな!