囚人リクの瀬口忍先生トークショーへ行ってきた!うろ覚え忘備録
君は週刊少年チャンピオンで2011年から2018年まで大人気連載していた瀬口忍先生の「囚人リク」という熱い漫画を知っているか?
まぁ知ってても知らなくても俺はどっちでもいいけど。
そんな瀬口忍先生のスペシャルトークショーが、この前の9/15(土)に大阪で行われるという事で行ってきた!
のでその忘備録をば。記憶が痴呆老人並にボケボケなので間違っているところがあれば失礼。
- 1:会場に着いて整理券を貰うために行列に並ぶ
- 2:会場入りする際に没ネーム2枚セットが全員にプレゼント!
- 3:ライブペイントしながらのトークショー
- 4:トークショー終了後はプレゼント抽選会も!
- 5:最後に会場外で瀬口先生を囲む握手会!
- 6:トークショー描き下ろしレノマのイラストプレゼント企画まで!
1:会場に着いて整理券を貰うために行列に並ぶ
トークショーの会場であるインテックス大阪へ行くも、受付開始時間前からなかなかの行列が。男女とも半々くらいですごい人気を感じた。
事前予約制だったため、受付のお姉さんに代金を払いつつスマホで予約した際のメールの予約番号を見せてトークショーの整理券を貰う。
2:会場入りする際に没ネーム2枚セットが全員にプレゼント!
整理券の順番にトークショーの会場へ会場入りする際に、全員におみやげとして瀬口先生の没ネーム2枚入りセット(内容はランダム)がプレゼントされた!すごーい!
自分のは田中さんからリクへのお題のシーンと最終回とか2人の夢なんかでもあった2人のツーリングのシーンだった。最終回の2人幸せそうでよかったねえ。
しかも没ネームの裏には先生渾身の絵もあり、自分のは優しい眼差しのレノマがかっこよすぎて宇都宮看守ばりにうれションしそうになっちゃった・・・危なかったぜ。
3:ライブペイントしながらのトークショー
・瀬口先生のトーク自体は実質12:40~13:40の1時間程度。瀬口先生が少年レノマをライブペイントしながら司会からの事前募集していた質問へ応えていくという形式。
・先生から滲み出る人の好さげオーラというか優しそうな雰囲気がすごい(作品内容から目を逸らしながら)
・司会の段取りが悪くちょっと、いや結構グダグダだった。
・プロフィール紹介で「蒼天航路」のアシスタント、「囚人リク」の連載は紹介されていたが「畳の花道」とかの紹介はなかったw
・新作は準備中。スピンオフについては、レノマが好きなのでガッツリ描いてみた、とのこと。
・老眼?で眼鏡がないと描けないとのこと(カワイイ)
・パンダカワイイ!
Q:気を使っている事は?→A:少年誌なので分かりやすく丁寧に。昭和臭がきついとかいう話もあるが、分かりやすく次を読みたくなるようなコマ作り、ページ作り。とにかく分かりやすいものを、と。編集さんにも聞きながら描くことが多い。
・先生の描き方はシャーペンで描いた後、練りけしで薄くしてからペン入れする。
Q:ペン入れはどこから?→A:今回は耳から。たいてい顔の輪郭から描く。
Q:ペンは?→A:太いのは筆ペン。あとは0.何ミリとかのミリペンやボールペンを使って描く。
Q:ボールペンのこだわりは?→A:ユニのスタイルフィットにグリップを後付けしている。専門の道具でなく、近くの文房具屋で手に入る道具を使いたい。レアモノは使わない。
Q:顔を描く時のこだわりは?→A:目はやはり力が入る。あと鼻。最初はリクの鼻の穴が編集に「カッコよくない」からとNGが出た。けど鼻は大切だと。「鼻も表情があるので、それを捨てるのはもったいない!」と編集に言ったら、編集も納得した。
ただ、イケメンのレノマや椿とかは鼻を少し大人しめにしている。
Q:ネームはどれくらい描く?→A:ボツになるものも多い。それを知らなく驚く人も多いので、そのNGも完成形になるための一部として、作品の一部ではあるので、喜んでもらえたら、と没ネームを配らせてもらった。
Q:一番時間がかかるのは?→A:1ページの1コマ目。そこに2日くらいかけることも。かなり悩んだが、その後はガーッといく。最初の60ページの1話は8~10回くらいやり直した。特にリクの行動原理にかなり悩んだ。編集と悩みに悩んで、時には迷走して投獄されたアントニオ猪木をリクが助け出す話なんかも出た。
Q:アイディアや魅力的なキャラはどうやって考える?→A:リクは少年誌らしいキャラとしてすぐ固まったが、レノマは最初は敵役だったのでいかついキャラにした。ゴリラ顔だった。が、ある日編集から「男前にしましょう」と話があった。悪い奴なのでかっこよく描くのはかなり悩んで、途中でヒントとしてエミネムみたいな案もあった。
また、ラグビー後のリクとレノマが和解した時の笑顔にはかなり悩んだ。ファックスで相談し合って笑顔を何度もリテイクして決まった。
レノマの弱みを見せるため、ラグビーの前にレノマが谷村にシバかれる回で弱弱しいレノマを描いた時にチャンピオンで1位になった。編集も大喜び。
Q:ボールペンは?→A:絵を描く用の物ではないのですぐダメになりやすかったりダマになったりするとかあるが、ユニのはないので愛用している。
(ここで一旦事前質問は終わり、会場内のファンからの質問コーナーになった。)
Q:モチベーションを保つ秘訣は?→A:連載で皆さんに待っていただいているとかツイッターの感想とか、そういうものの評判で嬉しい。
Q:ポイントポイントで月夜のシーンがあったが?→A:居房(?)は時計がないので、時計の表現として最初は描いていた。が、読者が「月夜に意味があるのでは!!」と気にしているのを知って、瀬口先生としても、おじさんのシーンとかで重ね合わせたり意味を持たせるようにしていった。皆さんのおかげな部分もある。
(ここで時間が押しているとのことで質問コーナー及びライブビューイング終了)
(拍手)
・瀬口先生:ここまで続くとは思っていなかったし、読者にここで支持していただいて感謝、驚いている。
(拍手)
4:トークショー終了後はプレゼント抽選会も!
トークショー後は、なんとプレゼント抽選会まで!さすがにこれは全員プレゼントではなかったが。
・缶バッジ・・・20名
・マグカップ・・・2名
・湯呑・・・2名
・アルミボトル・・・2名
といった感じのラインナップだったかな。
整理券に記載の番号を向こうが抽選する形だった。マグカップか湯呑が欲しかったけど外れちゃったの・・・残念。
5:最後に会場外で瀬口先生を囲む握手会!
そして抽選後・・・なんと会場の外で瀬口先生が待機しており、先生を囲んで握手会が!泣き出す人もいて本当のファンって凄いなって。先生も本当に良い人オーラですごかったー。
こんな人から生首改造クリーチャーや永周ちゃんや田中一郎の面白いポーズが飛び出してくるのだか・・・(困惑)
いやーしかし本当にすごい、嬉しいイベントだった。瀬口先生も秋田書店さんも大OSAKA画材まつりさんにもただ感謝しかない。
6:トークショー描き下ろしレノマのイラストプレゼント企画まで!
そんな感じで好評のうちに終了したトークショーだが・・・なんと、トークショーで描き下ろした少年レノマのイラストプレゼントの企画が!すごい!太っ腹すぎるぜ!
ショタレノマはかっこかわいいな・・・
ということで、応募締め切りは10/31(水)18時までなので忘れずにしよう(しよう)