ウィモバの日々

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ZenFone 5Z(ZS620KL-SL128S6)を買ってみた!使いこなせる気がしないハイスペックぷり

今までメインのスマフォは2016年に購入したZenFone3(ZE520KL)を使っていて不満はそれほど感じなかったが、Android端末でのソシャゲFGOの周回に関する諸問題を見ていたら、つい最新スペックのスマフォが欲しくなってしまってな・・・かといってiPhoneを買うという選択肢はなく。

ということで2018年10月現在、Android端末の最高峰のひとつであるASUS製のZenFone5 Z(ZS620KL-SL128S6)を買ってみた。

現行の最新SoCであるSnapdragon 845を使用している端末はZenFone 5Zの他にもSonyXperia XZ3、ギャラクシーのGalaxy S9やHTC U12+等いろいろあるが、高い。

エイサス製は値段のわりに品質もそれなりに良く、個人的に色々買ってきた中でも外れがなく、コスパが良いのでついついアスース製を選んでしまった。

 

 

1.ZenFone5Zのおおまかなスペック

まずはおおまかなスペックを抜粋。

 

ZenFone5Z 簡易スペック表

項目 詳細
SoC Snapdragon 845
GPU Adreno 630
ストレージ(ROM) 128GB
メインメモリ(RAM) 6GB
ディスプレイ 6.2型ワイド Super IPS+液晶
解像度 2246x1080
アウトカメラ1 1,200万画素カメラ内蔵 (メインカメラ)
アウトカメラ2 800万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ)
インカメラ 800万画素カメラ内蔵
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)
Bluetooth Bluetooth 5.0
SIMカードスロット nanoSIMスロット×2
サイズ 幅約75.6mm,高さ約153mm,奥行き約7.7mm
質量 約165g
バッテリー 3,300mAh
通信方式 FDD-LTE,TD-LTE,キャリアアグリゲーション,W-CDMAGSM/EDGE
  FDD-LTE: B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28
  TD-LTE: B38/B39/B41
  キャリアアグリゲーション: 2CA/3CA
  W-CDMA: B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19
  GSM/EDGE: 850/900/1,800/1,900MHz

 

うーん強い(確信)。

細かいスペックを知りたい場合は下の公式をば。

ZenFone 5Z (ZS620KL) | スマートフォン

 

2.ZenFone5Z開封の儀

では届いたZenFone 5Zを確認していく。ということでまずは化粧箱・・・

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と定番のミヤビックスのブルーライトカットフィルム。ブラシーボかもしれないが、やはり貼ると目への負担が違う気がするので。

箱の中身はこのような感じ。

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・ZenFone 5本体
・USB Cケーブル/ACアダプターセット
・SIMイジェクトピン
・クリアケース
ハイレゾイヤホン「ZenEar Pro」
・ZenEar Pro交換用イヤーピース
・ユーザーマニュアル
・製品保証書

といった内容。液晶フィルムは入って無かったのでちょうど買っておいてよかった。

 

3.ZenFone5Zをセットアップ

本体の保護カバーを外して液晶保護フィルムを貼れば、いよいよセットアップ開始する。

余談だがミヤビックスのフィルムは液晶全面を完全にカバーするものではないが、表示部分はカバーしており、ちょうど良いサイズだった。

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右側面の3つのボタン(上から音量+/音量-/電源)の一番下の電源ボタンを長押しして起動。

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ようこそ画面を進めていき、ASUSアカウントのログインやらGoogleアカウントのログイン、他の端末からのデータコピー等の設定を済ますとホーム画面に。

 

4.セットアップ直後のROM/RAMを確認

セットアップが完了したので、直後のストレージ(ROM)とメモリ(RAM)を確認してみた。

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ストレージは約15GB使用で113GBの空き容量。メモリは1.9GB使用で4.0GBの空き。アプリを増やしていけば減っていくとはいえ、どちらも十分な空き容量。

 

5.ZenFone5Zの大きさをZenFone3と比較

ZenFone5Zは6.2型ワイド液晶ということで印象的には「すごく大きいです・・・」という感じだが、実際どんなものか手持ちの5.2インチであるZenFone3と並べてみた。 

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ZenFone5Zはベゼル部分がかなり狭くなっており、液晶にノッチ部分(切り込み)があるうえ縦長のため、1インチという差のわりにはZenFone3と幅1.7mm、高さ6.2mm程度しか変わらず、幅約75.6mmの5Zは自分の手では十分片手持ちで使えた。

また余談だがZenFone3 Deluxeは5.7インチで横幅76.7mmあり、そちらに比べると横幅がスッキリしている。

 

6.ZenFone5ZはDSDVに対応。4G+4Gで待ち受け可能!

この機種はnanoSIMスロットが2個あり、1個はmicroSDカードと排他のためmicroSDカードを使わなければ2枚刺ししてDSDVが使える。

microSIMは使えないので注意!

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従来のDual Sim Dual Standby(DSDS)では、4G(LTE)+4G(LTE)の同時待受は不可能で4G+3Gでの同時待受しか出来なかった。そのため2枚刺し出来ても通信にLTEを使う場合、キャリアの通話は3Gでしか使えなかった。

だがこのZenFone5ZはDual Sim Dual VoLTE(DSDV)に対応しており、4G+4GのVoLTEでの待ち受けが可能になった。そのため通信にLTE回線を使い、かつ3Gより通話品質が良いVoLTEでの通話するという構成が可能になった。

そしてこの機種はauLTEバンド1と18に対応している。つまり、auのVoLTEな通話&通信SIMを入れて日常的に使えるという事になる。(BAND1しか対応していない機種の場合はauLTEが使える範囲はかなり狭い)

だがこのブロゴで何度も取り上げているauの3G(CDMA2000)には対応していないので使えない。ニッチすぎるので当然だが。

 

7.ZenFone5Zは指紋認証と顔認証の同時使用可能

ZenFoneシリーズは3から指紋認証が使えていたが、5Zではさらに最近増えてきている顔認証にも対応している。

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顔データを登録すれば、パスワードロックをかけていても電源ボタンを押して画面を見るだけでロック解除される。指紋認証も早いが、顔認証は楽ちんすぎでマジヤバイ!

 

8.ZenFone5ZのカメラはAIでなんかスゴイらしい(理解不能

ZenFone5Zの背面にはメインカメラ、サブカメラの2個カメラがあり、サブカメラのほうは超広角カメラで景色がすごい楽しく撮れるらしい。まだ使いこなせていないが、お出かけする際が楽しみだ。

またカメラ機能はAIによってシーンによって最適な撮り方が出来るらしい。なんかスゴイけどカメラ機能のメニューが多すぎてよく分からんかった!これはそのうち勉強しよう・・・

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とりあえずお腹がすいたので寄ったマクドナルドでのビックマックをZenFone5Zで撮影してみた。まあまあ美味しそうにみえる。

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こちらはZenFone3での撮影。うーんどちらも美味しそう(デブ)。

  

9.ナビゲーションバーはオーバーラップ/固定化可能

アプリを起動中に下のほうに出るナビゲーションバーは初期状態では隠れており、画面下部から上にスワイプする事でアプリにオーバーラップされて表示される。

だが、いちいち操作して隠れているナビゲーションバーを表示するのが面倒臭い場合がある。その場合は、ナビゲーションバーの一番左にあるピンボタンを押すと、ナビゲーションバーが常に固定表示されるようになる。

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スワイプしてアプリにオーバーラップ表示される初期状態(左)と固定表示状態(右)。

 

10.とにかくハイスペックで大満足だが使いこなせるかは怪しい

以前はZenFone2、3と使ってきて不満はなかったが、5Zはとにかくハイスペックすぎて大満足。だが、カメラのAI機能など高機能すぎて真に理解できているとは言い難く、また他にも色んな機能はあるのだが、せっかく入っていてもそれを使いこなせるかは怪しい。スマフォの高機能化に人間はついていけるのだろうか・・・

やはり劣っている人間はAIに乗っ取られ管理されるしかないのだろうか・・・

(なんでそういう話になるんだよ)(まあ、いいじゃん)

 

恒例のAntutuベンチマークとソシャゲ「FGO」の宝物庫周回結果についてはこちら。

ZenFone 5ZのAntutuベンチマークとFGOでの宝物庫周回結果 - ウィモバの日々