auガラケーSIM対応なRedmi Note4(china版)を購入してみた!
初めてxiaomiの端末を購入してみた。
注意:xiaomi等の海外端末は日本の技適を通していない製品が多く、日本で無技適の端末で通信を常用する事は法律的に云々カンヌンなので本サイトは違法行為を助長する意図のものではありません。
しかし現状は海外から大量に来ている外人さん達が普通に無技適の端末を使っているため、最近は実情に合わせて条件が緩和されているとかどうとか。
- 1.相変わらずガラケーmicroSIM用のDSDS端末を探す日々
- 2.海外サイトJoybuyでRedmi note4を買うも届くのに1ヶ月以上かかった
- 3.Redmi note4を御開帳。中身はシンプルな構成
- 4.電源を入れてセットアップ。日本語は選べない
- 5.初期状態の確認
- 6.auのガラケーmicroSIMを突っ込む。PRL更新も必要?
- 7.恒例のAntutuベンチマーク結果
- 8.まとめ
1.相変わらずガラケーmicroSIM用のDSDS端末を探す日々
相変わらずauのオレンジの②ガラケーmicroSIMを刺してCDMA2000で通話出来るDSDSスマフォを探してさまよい続ける日々。
さすがにそろそろ「ドコモとかMVNOの音声付きプランにでも移れや!」「いつまでガラケーSIMにこだわんねん!ビョーキとちゃうか!?」「スゴイバカ!」みたいな暴言も聞こえてきそうだが、諸事情でしばらくはそのまま使い続けるしかない。個人的には何処のキャリアでもいいんだが。。。
ということで、以前こちらのエントリ
auの3G(CDMA)ガラケーSIMを投げ捨てれば楽になれるのに…今更3GガラケーSIM対応の端末を探す - ウィモバの日々
等で使用可能なSIMフリー端末を探してみたところ、SIMカットすればOneplus5/5Tやxiaomi mi mix2といったSD835機種(Antutu値20万)でも使えるらしい事は分かった。
だが、SIMカットはやはりコワイ!ので、そのままmicroSIMを突っ込めるスロットのある機種縛りでみるとxiaomiのRedmi Note 4(china版)かRedmi ProがSoC:MTK X20でスペック的にAntutu値9万近くで一番マシという感じになった。Antutu値的にはg07+/++の倍近く。これなら3Dゲームもそれなりに遊べるかな・・・ということで買っちゃった。
2.海外サイトJoybuyでRedmi note4を買うも届くのに1ヶ月以上かかった
Redmi Note4のchina版はCDMA2000に対応しているが、Amazonで売っているglobal版はCDMA2000非対応という話があるので要注意。
Redmi Note4のスペックは↓こちら↓。
2016年のわりと型落ち製品のため、日本で販売しているサイトはヤフオクや中古以外では無かった。(中古でもいい人はイオシス等を見てみよう)
そこでchina版を海外の通販サイトで色々と調べてみると、現状ではJoybuyで売られている物が価格が一番安そう?という感じになったので、Joybuyから購入してみた。たまにFLASH DEALだかのセールで値が下がる。
SoC:MTK X20/RAM:4GB/ROM:64GBが最上位モデル。同じ製品名なのにメモリやSoC違いもあって、それぞれに細かい品番がないのでややこしいw
自分が購入時は180ドル(2万円以下)なので安いのは安かったが、9月末~10月頭に注文してから長々と待って11月6日に到着、と1月以上かかった。長い!DHLだかで3000円くらい?余分にお金を払えばもっと早くつくらしいが、そこは時間とお金のトレードオフだねえ。
3.Redmi note4を御開帳。中身はシンプルな構成
届いた端末を御開帳する瞬間はやっぱりワクワクするね。
箱は薄いラップフィルムに包まれていたが、結構汚れていて大丈夫か?と思ったがフィルムを剥がしたら箱は綺麗だったのでごあんしんだ。
ちなみに裏面を見るとSoC・メモリ・ストレージ容量も確認出来る。今回はX20/4GB/64GBと期待した通りの代物だったが、購入したスペックの物でない場合は購入元に連絡を入れて面倒だが返品処理をする等…そういう時はやはり海外サイトでの購入は大変そうではあるが。
蓋を開けると本体とご対面。はじめから本体にフィルムが貼られている。サラサラした触感で低反射タイプっぽい。気になる人はガラスフィルム等に貼り替えてもいいだろうが、自分は面倒なのでそのまま使うことにした。
ちなみに箱の中身を全部出すと
・スマフォ本体
・USB充電ケーブル(microUSB)
・アダプタ
・中国語の説明書
・SIMピン(説明書の中に付属)
という簡素な内容だった。まあ中華だしね。フィルムは付いていたし問題ない。
4.電源を入れてセットアップ。日本語は選べない
では電源ボタンを長押ししてセットアップを開始していく。
最初にxiaomiの独自UIであるMIUIのバージョンが確認出来る。最新だと9以上になっているが、出荷されてから更新されていなければ古い8のまま、と。ある意味新品の証。これは後で更新しよう。
進めると、言語が選べる。中国語か英語、それとインド語(?)のみ!というシンプルな構成。まあ中華バージョンの中華ROMだし仕方ないが日本語は当然使えない、と。
セットアップで特筆する事は特にはない。Googleアカウントの設定、MI(xiaomi)アカウントの設定や情報の送信有無の設定を行い、セットアップ完了するとホーム画面になる。某iOSっぽい感じで草。
5.初期状態の確認
セットアップ直後の状態を確認。
MIUIバージョンは8.1の中華ROMが入っている事が分かる。ギアベスト等、購入店サイトによっては怪しいショップROMなるものが入っている事があるらしいが、こちらは公式のROMだった。
Androidのベースバージョンは6.0と少し古い。システムアップデートでMIUIバージョンを上げればセキュリティパッチは上がるが、ベースバージョンは6のままだった。
ストレージは54GB/57GBと十分な空き容量。DSDSするとmicroSDメモリカードは使えないが、自分の使い方なら問題ない感じ。
MIUIの更新を確認すると9.6.2まで上げられる事が分かった。まぁ実際に上げてみても言語で日本語は選べないままで、あまり体感に違いはなかったが・・・
6.auのガラケーmicroSIMを突っ込む。PRL更新も必要?
ではいよいよ目的であった、auのガラケーmicroSIMを突っ込んでみる。
まあ対応端末だから当然のごとく通話でき・・・
アイエエエ!アンテナ立たない!?アンテナ立たないナンデ!?docomo系の方は有効になっているのに、と思わず動揺してしまった。
恒例の事だが、auの3G SIMは色々と特殊なため認識がおかしい場合はPRLの問題だろうかとグラティナに突っ込んでみたら、何故かPRLが58になっていた。あれ?以前g07+で使うために60に上げたはずだが・・・?と困惑しつつ、PRLを60に上げた。
更新したSIMを再度Redmi Note4に突っ込むと、当然のようにアンテナも立ち通話も出来た。そのSIMをg07+に戻して通話出来るのを確認した後、再度こちらに入れなおしても今度はそのまま使えた。ホントauのSIMの特殊性は勘弁な!という感じ。
まぁPRLが低いSIMの場合は60に上げる必要はあるのだろうが、上げていたはずのPRLが何故下がったのかは・・・ちょっと不明。
気を取り直して進めよう。Docomo系MVNO通信SIMもAPNを設定すれば通信でき、g07系と同じくDSDSは出来るようになった。
おまけとしてau系であるUQモバイルの通信SIMも同時に入れてみたが、こちらは挙動がバグって通話SIMが有効化できなくなり、通話出来なくなった。よく分からないがau系での通信SIMは諦めよう。
7.恒例のAntutuベンチマーク結果
この中華版の中華ROMにはGoogle Playストアは入っておらず独自のストアアプリがあり、そちらからアプリをダウンロードすることになる。そのストアにはAntutuも当然あったので、インストールしてベンチマーク結果を計測してみた。Antutu V7.1.8での結果。
結果は9万超えまではいかなかったが89045とまずまずなスコア。Zenfone3よりも高く、いい感じに使えそう。
8.まとめ
まあ基本的には作りもしっかりして良い感じの端末だが、気になる事が何点かあった。
△システムUIで日本語が選べない
△GooglePlayストアがそのままでは使えない
△物理的に少し重い(175g)
△一般的な端末と違いハードキーの戻るボタンが右にある
△古い機種のためポートがmicroUSB
といったところがマイナスポイント。
ハードの問題は仕方ないとして、UIが日本語でない事やGoogleストアが入っていないのは不便だし大陸向けの中華ROMでは不都合も多そうなため、このままでは使わずグローバルROMを入れ直す予定。
◆2018/11/18追記
グローバルROMを焼いてみた。
rideonshooting.hatenadiary.com