ウィモバの日々

Windowsをモバイルする…それがウィモバ(仮)。手のひら端末が好きです

平成も終わったので使ってきたPDAやスマフォ等の遍歴

平成から令和に代わり、Microsoft社の迷走していたWindows10Mobileも今年中に完全終了(切り捨て完了)するということで、アプリも次々とサポート終了したりストアから消えていく悲しさよ…

ということで完全終了には早いが、せっかくだから平成で自分の使ってきたPDA/スマフォの経歴を残しておく。前のジオシティーズのページは消えたのでな…

 

PDA/スマートフォン/タブレット遍歴

購入年 機種名 種別 評価
2001 Docomo sigmarion1

HandheldPC

(WindowsCE2.11)

◎初めて触れたPDA。キーボード付でなにかと便利だった。非力が玉に瑕で、鉛筆クロックアップを繰り返していたら死亡(涙)
2002

Casio

E-700

PocletPC

(WindowsCE3.0)

◎実質ゲームボーイ(ぉぃ) ゲームに動画と激しく使えた。鉛筆でry
2003 Docomo musea

PocletPC

(WindowsCE3.0)

MIPSからARMになってCPU性能はアップしたがボタンの配置は少し使い辛かった。
2004 Docomo sigmarion2

HandheldPC

(WindowsCE3.0)

シグマリオンの後継機。こちらもキーボード付で動画に辞書に文書作成にと大活躍した。
2005 東芝 e830

PocketPC

(WM2003SE)

◎PS1のソフトがすごくモッサリだが動かせたのが衝撃だった。今からするとショボいが、PS1を持ち運べる!みたいな。バッテリー交換するほどヘヴィに愛用していたが死亡してAxim等に乗り換え。
2007 Docomo sigmarion3

HandheldPC

(WinCE.NET4.1)

シグマリオン最終章。これも文章作成用として愛用していた。シグマリオン4をいつまでも待ち続けている(ぇ

ウィルコム

WS011SH

スマートフォン

(WM6C)

◎通称アドエスSHARP製のスマートフォン。自分にとっては初スマートフォンで、SNSにゲームに動画にと長く愛用していた。汗?で2011年頃に死亡

SHARP

SL-C1000

リナザウ

(Lineo uLinux)

SHARP製のクラムシェル端末。名機だったと思うが色々と複雑な事をしようとするとLinuxCUIコマンドの敷居が高くてね… ルータとしても利用していた。

Dell

Axim X50v

/x51v

PocketPC

(WM2003SE/5/6)

◎ネットや動画などに使えた。Aximは世界展開していたので海外の怪しいサイトのカスタムROMで2003からWM5/6に書き換えられたが、重くなってしまい(プチフリ多発)使わなくなった。

HP ipaq

hx4700

PocketPC

(WM2003SE/5/6)

△4インチという大画面でスペックは悪くなかったが…ボタンでなくタッチパッドな入力部分の操作が不便すぎて使い辛かったためお蔵入り。Aximと同じく世界展開していたので海外製の怪しいカスタムROMでWM6化して遊べた。
2008

Softbank

X02NK

スマフォ

(Symbian OS)

〇一目ぼれして糞高いのを一括で買ってみたノキア製スマフォ。2.6インチと小型ながら高性能だった。が独特なOSを使いこなせず(涙)ルータ化して使っていた。

EMOBILE

S21HT

スマートフォン

(WM6.1P)

イーモバイルのHTC製スマフォ。小ささは正義!オサレなデザイン!スペックは低かったが、レジストリカリカリにチューニングしてmixiTwitterSNSにたまにYoutubeと割り切って使うには最高の端末だった。2013年に死亡
2009

Docomo

T-01A

スマートフォン

(WM6.5P)

東芝製のWMスマフォ。ウィモバのスペック的に最終にして最高峰。標準ホームアプリはクソなのでWMデフォルトのホーム化などチューニングすれば快適に使えた。


■2010年購入
ソニエリ エクスペリアSO-01B(ドコモ)
TOSHIBA IS02(au)
SHARP IS01(au)
■11年購入
×HUAWEI S41HW(イーモバイル)
HTC X04HT(ソフトバンク)
■12年購入
東芝系 IS12T(au)
■13年購入
ASUS Nexus 7 32GB(3G+Wifiモデル)
Apple iPad mini 32GB(Wifiモデル)
富士通 F-02E(ドコモ)
ASUS Nexus5(イーモバイル)
■14年購入
Apple iphone5c(ソフトバンク)

■2016年購入

ASUS ZenFone2

ASUS ZenFone3

■2017年購入

Huawei MediaPad M3

FREETEL KATANA01

MADOSMA Q601

△g07+

■2019年購入

ASUS ZenFone5Z

 

PDA自体については、昔テックウィンという雑誌を購読していて(スタパ斎藤さんやら)PalmZaurusといった情報端末の存在自体は知っていたんだが、あまり関心はなかった。しかし大阪は日本橋ソフマップで中古PC市場を見ていたら初代のシグマリオンを見つけて、電撃走る―――!みたいな感じで、中古でも2〜3万はしたが当時はまだ学生だから少ない小遣いを大枚はたいて買ってしまったわけだよ。

まだノートPCといえば大型で野暮ったい感じだった(気がする)時に出会ったこの小さくて可愛らしい躯体!WindowsCEは本家Windowsのサブセットという事でCPUがSH/MIPS/ARMとx86系統とは異なり、直接のバイナリ互換性はなく機能は本家Winより大きく劣るが、ファイルの扱い自体は本家と同じだったため直感的に使えた。CE専用フリーソフトもそこそこあったから小さいのに色々と出来て便利ですごかった。マシンパワーの問題でエンコードは必要だが動画も当時のガラケーより大きいサイズで自由に見られて、音楽もフォーマットを気にせず聴ける。語学等の辞書の代わりにもなったしキーボードもあってExcel(偽物)やWord(偽物)もあったからレポートも書けたしね。

開発環境のeMbedded VCも無料だった・・・だがC++は独学では敷居が高く、IDEが物凄く使い辛いのもあって結局まともに開発は出来なかった。しかしソフト開発自体には興味があったのでPocketCというインタプリタ的な物でセルフコンパイルしてCを勉強しながら遊んだり、2005年にPocketGCCという物が出てCE上でネイティブなアプリを作れるようになったのでe830やSigmarion3でC++のセルフプログラミングをしていた。

また通信面ではエアエッジが存在していたが、高かった。だがPDA専用のbitWarp PDAというサービス(今で言うMVNO?)が低速ながら月額2000円くらいで存在していた。e830リナザウ等特定機種に限るが、BT通信やルータ化アプリ等もあったのでPDAを通して実質どんな端末でも通信し放題という便利な物だった…。2005年あたりから、2008年にイーモバイルの通信カードを契約するまで使っていた気がする。S21HTを買ったら以降はPDAでなくスマフォのテザリングを使うようになったが…

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その後またしばらくして、ドットネット時代のWM5/6の頃にはVS2008/2010でのC#開発が出来るようになったため、簡単に小物アプリを作れるようにはなったのだ。丁度時間に余裕もあったので、おかげでNjslyrViewerWM(現在は更新放置中)とかしょうもない小物ソフトをナントカ作ってみたりしていた。ちょうど某ナナシ様のサイトでWM用のバイナリがWindows上でも動かせるという話をみてCFにない機能の無駄な車輪の再発明をしてみたりw

ちなみにPDAでなく電話機能も付いているという意味では自分の初スマフォはアドエス。これも名機だった…キーボード付きなのにキーボードは使わずフリック入力が最強だったのだ…touchkeysipとgesture10keyを開発した方々はWMの寿命を延ばしたマジで神。

アドエスの他にも色々とWindowsMobileスマフォを使っていたが、もっぱら持ち歩いていたのはアドエスS21HTの双璧。小ささが正義!だった。

(今でこそ普通に5.5インチやら6インチ超えを愛用しているが、当時は若かったので…)

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しかしその後は仕事が忙しくなりWMソフト開発者として名前を残せないままにWMが終了。後続のWindowsPhoneもどんなものかと2012年にIS12Tは購入したが、WM時代の資産が使えずストアアプリもまともな物が無く実用的ではなかったため実質音楽プレイヤー扱い。WM時代にはあったGoogleアプリの提供が無かったのも痛い。

WindowsPhone7~の時代にはUWPの開発環境にはまったくノータッチ。この頃にもっと力を入れていればなぁ…とかいう(懐古)

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一応3大?OSともに試してみたが、自由度の点からガチガチのWPは論外でiOSもイマイチだったので、Linuxベースで自由度が一番高いAndroidメインのユーザになってしまったのであった。

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WPからWindows10Mobileになってもキラーコンテンツのアプリは増えず、当然のように死亡…WM→WP→W10Mと切り替えるにつれて開発者を切り捨てた上の自爆。MSは何がしたかったんだ…

officeアプリやOutlook等の元々Windows向けソフトの展開をWP/W10Mだけにしておけばよかったのに、AndroidでもiOSでもマルチプラットフォームで使えるようになっちゃうしねえ。365やらクラウドの方にいって儲けられるようになったから自社製OSの端末で縛る必要がなくなったのか。

ウィモバ(WindowsMobile)の自由度が好きだっただけに残念・・・

 

(ウィモバの日々って「Windowsをモバイルする」じゃなく「WindowsMobileの日々」って事かよ)(まぁ、いいじゃん)