俺マン2019~ライト版
いよいよ2019年も終わってしまう事だなぁ。今年も忙しさにかまけて怠惰を貪り人間的な成長を感じられず、ソシャゲに時間を吸い取られ続け大きな努力もなし何ひとつ誇れる事もなく云々…と書いていくと鬱になりそうなので、とりあえず簡単に俺マン。
1位.もういっぽん! / 村岡ユウ
村岡先生といえば馬鹿者…じゃなく柔道漫画と感じるほど何作も柔道漫画を描かれていて個人的には前作のも好きだったが、このマンガの青春感はすごいね、もう匂いたつくらい青春を感じる。チャンピオンのスポーツ物といえば奇人変人が出たりするのが多いが、これはまっとうな王道スポーツ漫画として勧められる作品。女子高生達がワチャワチャしたり努力する姿を見続け、実際の試合での勝ち負けの一喜一憂とか仲間の絆にもう何度も泣かされたわ…ていうか最初の数話で泣かされるし。団体競技っていいよね。実際にやるのはきついけど。
んまぁ~本家と被ってしまうのもあれだが、遠藤達哉先生のジャンプ+連載中のハートフルコメディでひとつ。3人それぞれに秘密がある関係ながらも微笑ましく繰り広げられるアットホームな家庭話、いいよね。偽物の家族がやがて傷つき合いながらも絆を深めてやがて本物の家族になるという…。遠藤先生はスクエアのTISTAで知り露悪というか胸糞悪いけど引き込まれる話でファンになり、月華でも泣かされたりと好きな作家だが、ようやく一花咲かせた感じだなー。アニメ化もワンチャン期待。
3位.僕の心のヤバイやつ / 桜井のりお
秋田の誇るギャグ漫画家、桜井のりお先生の僕ヤバ!市川くんの陰キャムーブを楽しむコメディ作品かと思ってたら途中でラブコメに進化!?してしまい、どんどん山田との距離が近くなってもはや山田はもはや肉食獣!?市川くんのDTがアブナイ!俺たちが守護らねば…!とかいいつつ2人がイチャつき過ぎてもう早くセックスして!でも避妊は大事よ!みたいな気持ちになってしまう(何目線だよ)。
こういう甘々なラブコメ作品と週チャン連載中のロロッロ!との作風のギャップが激しすぎて、一体どちらが桜井先生の本性なのか…どちらもまた桜井先生なのだ…
4位.どくヤン! / 左近洋一郎(ルノアール兄弟)・カミムラ晋作
設定に脱帽なギャグ漫画。読書好きなヤンキー達(でもやっぱり頭は良くない)、通常どくヤンの学校に読書好きでもない凡庸な主人公が転入してくるという導入から、どくヤンの珍妙な生態に主人公の突っ込みが冴えたり冴えなかったりでそこすら面白い。色んな小説ジャンルのヤンキーが出てきたりSFの闇が深かったりで毎回笑わせてくれる。実際の本のタイトルが出てきたり小ネタも散りばめられているので、読んでると実際に読書知識や教養が身につくかどうかは二分の一…!
5位.セレベスト織田信長 / ジェントルメン中村
奇作だが、実際展開に感動したのでここに上げておく。話自体はおもてなしバトルという大分イカレ…げふん面白い発想で繰り広げられるトンチキ話にも見えるが、窮地の主人公を助けるために初期に主人公と戦って敗れたメンバー達がかけつけて成長し強敵をかっこよく倒したりするのはロビンマスク感があったり、全世界中のメンバー達が〇〇を助けるために応援するシーンはもうプリパラのファルル復活ライブかよ!と号泣したりしなかったりしたとさ。いや普通に好きだよねそういうユウジョウ!
まさかの続編は…まぁどうなるかとりあえず期待。
6位.本田鹿の子の本棚 / 佐藤将
佐藤将センセイの鹿の子も相変わらず面白い。登場人物が読む小説、という設定でSFやらギャグやらパロディやら、となんでもありな短編話が繰り広げられるが、どれも絶妙にクる感じで癖になる。
とりあえずこんな感じで。チャンピオン作家が多い?キヨセイダヨ。まぁどんな漫画もそれなりに楽しさはあるのでランキング付けするのもなんかアレだけどね。
なに、話題の鬼滅?何年も前に挙げてるよ!読み切りの頃からのファンじゃい!(謎のマウンティング)
みなさん来年もよろしくお願いします。