初代MiniBookのバッテリーが膨張したので交換してみた！
※これは2019年末に発売された初代Minibookの記事です。
今更ではあるが、CHUWI製のUMPCの購入はどちらかというとあまりオススメではない。レビューやTwitter等にも書かれているようにバッテリーや充電制御などの不具合が多いからだ。
https://twitter.com/search?q=Minibook%20バッテリー&src=typed_query&f=image
①購入して1年も経たずバッテリーが死亡していた
このCHUWI MiniBookをAliExpressで買ってしばらくは持ち歩いたりもしていたのだが、PC側のバッテリーの充電制御が悪いのかバッテリー自体の品質が悪かったのか、半年～1年もしないうちにバッテリーが完全に死んでしまい充電がまったく出来なくなった。
ただ自分の場合はバッテリーが死んだだけで電源を刺した状態では起動はしたのだが…
これは困った、と助けを求めて某掲示板などを見てみると、同じような報告がよく上がっていたようで、やはりバッテリーの品質か充電制御がよくなかったようだ。しかも日本でも売り出しているわりには他のUMPC会社(GPDやOnemix等)と違い日本に代理店を構えていないため、海外版を買って不具合が起こった際には代理店も使えず中華の購入元と外国語で直接やり取りをしないといけないという話もあって面倒そうなので諦めてしまった。
そんな感じでたまに電源を刺しては起動してWindowsアップデートだけをするようになり…いつの間にか気が付いたら大変な事になっていた。
②バッテリーが妊娠(膨張)してしまったので取り外してみた
普通は滅多にないのだが、劣悪なバッテリーを使用した場合に稀によく起こる現象…いわゆるバッテリーが妊娠（膨張）現象を起こしていた。
放っておいたらそのうち破裂等しかねないため、バッテリーをひとまず外しておく事にした。
お判りいただけるだろうか、この膨らみよう・・・。
バッテリーを取り出すには本体をひっくり返して、裏面の6ヶ所のネジをドライバで外して裏蓋を開けよう。なお、右下のシールは剥がすとサポート外になるそうなので、もしサポートが有効なサイトで購入した場合はまず購入元に相談してみよう。
本体とバッテリーを接続しているコネクタはここ一ヶ所だけ。ショートさせないよう非金属の器具を使って慎重に外そう。ここを外したら、後はバッテリーの裏に赤黒の細い線があるので外すときに切断しないよう気を付けよう。
という事でMiniBookから取り出したバッテリー。すごく…パンパンです…
ここまでの見事な妊娠っぷりはなかなか出来ることじゃないよ。
当然ながら普通ゴミで出したりしたらゴミ収集車かゴミ処理場が爆発間違いなしなので、自治体のルールに従ってうまく処理しよう（しよう）。
③AliExpressでバッテリーを購入して取り付けてみた
2019年の末頃に発売されたCHUWIの初代MiniBook。SoCは第八世代のM3-8100Yと、第12世代が主流の2023年現在では非力さを感じるマシンである。そのため別に使い道自体はないのだが、単に処分してしまうのも負けた気持ちになってしまうな…という事で、あえてバッテリーを導入してPCを再生する事にしてみた。
https://ja.aliexpress.com/item/1005001282025086.html
色んなサイトを調べた際に見かけたバッテリー。オススメかどうかは知らないが、とりあえずチャレンジという事で・・・
AliExpressから購入。送料を含めて5000円とちょっと。
説明書などもなくシンプルな構成。おそらくスマフォ向けの構成なのだろうが、実質バッテリーしか使わなかった。
代替品のバッテリーはオリジナルと形やサイズが違うため、なんか隙間があったり無理矢理感があるのだが…目を瞑って無理矢理ぶち込もう！
バッテリーと本体をコネクタ接続する際はなるべく帯電しないモノを使って刺そう。
そんな感じでバッテリーを接続した後は裏蓋を閉めて、充電してみると…充電ランプも無事についた。その状態で本体を起動すると問題なく立ち上がり、バッテリー表示上も充電は問題なさそうに見えた。そして、充電ケーブルを抜いても…問題なく起動していた。
そして数日後起動すると…バッテリー残量も残っており問題なくバッテリー駆動していた。
MiniBook復活ッ！！MiniBook復活ッ！！MiniBook復活ッ！！
さて使い道は…これから考えてみよう。
そんな感じで以下アフィ。
Amazonでも少し高くなるがバッテリーを買える事は買える。ただし試すのは自己責任で。
