GPD WIN3が我が家にやって来ていた!(1)内包物やらいつものベンチマーク
そろそろ師走も近づいてきたという事でけつかっちん…でもなんでもないけど真面目にブログを書かなければなぁと使命感に駆られたので更新してみる。
まぁ物凄く今更だが、今年の1月にIGGでBackしたGPD社のモバイルゲーム機GPD WIN3が5月中旬に届いていたのだった。いたのだが当時はウマ娘に時間を取られてしまってな…
その後も開封してみたらプレビューのつもりがすっかり使い込んでしまったりで(以下言い訳)
という事で、簡単におさらいするとGPD社のゲーム用モバイルWindows端末GPD WIN3、CPUはインテル第10世代だったGPD WIN MAX(2020年版)より更にハイスペックな第11世代の1165G7/1135G7というハイスペックぶり。もちろん自分はより快適に使うために1165G7の上位モデルを買ったわけ。ではそんなスゴイマシンなWIN3くんを見ていこう。
- 1:GPD WIN3の開封の儀~内包物
- 2:GPD WIN3の外装…は省略
- 3:GPD WIN3本体とアダプタの重さ
- 4:セットアップと注意点
- 5:CPUとメモリとドライブ構成の確認
- 6:DQ10とFF14、FF15のベンチマーク結果
1:GPD WIN3の開封の儀~内包物
という事で開封の儀を行ってみた。宅配された段ボールを開けると…
箱の反対側ナンデ!?確かみてみたら段ボールの上下は合ってるはずなのにナンデ!?
…まぁ気を取り直してひっくり返すと高級感ある箱とドッキングステーションがみえた。
ポートをマシマシ出来るこのドッキングステーションのおかげでWIN3君を母艦としても快適に使えるという優れモノ。
まぁ今はひとまずそれは置いておいてWIN3本体の箱の蓋を開けると…
御開帳~。WIN3本体と付属品の箱。付属品を出してみると…
本体以外の付属品としては
・説明書
・USB-C充電ケーブル&アダプタ
・ガラスフィルム&クリーナー
という構成。今までの機種はクラムシェルだったのでフィルムもぶっちゃけ不要だったが、この機種は液晶丸出しになったためかデフォルトでガラスフィルムがついている模様。充電アダプタはちゃんと日本仕様。
充電アダプタの仕様。WIN2では最大12VまでだったがWIN3はMAX用と同じく最大20V(65W)仕様。大き目で折り畳みも出来ないため持ち運びには不向きかもしれない。
2:GPD WIN3の外装…は省略
外装の写真を…と思ったがWIN3はポート少な目だし別にいいかと省略。ゲーム用の各ボタンの他には
・本体下側にはUSB-Cポート。
・本体左側にmicroSDスロット、コントローラ⇔マウスの切り替えスイッチ。
・本体上側には電源ボタンと音量↑↓ボタン、イヤホンジャック、USB3.0ポート1個
とシンプルめな構成。WIN2ではあったMicroHDMIポートも無いのには少し驚いたが、GPD WIN2と比べてだいぶ巨大化&重量化しているため少しでも削ったのかな…とか。
3:GPD WIN3本体とアダプタの重さ
では本体重量を測ってみる。
何回か測ってみたが本体の重さは566g(公称550g)だった。
Switchが398g(旧型)~420g(新型)、GPD WIN2でも約460gなのでなかなかの重さな事だなぁ。まぁ500gのペットボトルより少し重い程度なので持てないことはない。いいトレーニングになる…のだろうか。
ついでに電源アダプタ+USBケーブルの重さは165g。電源アダプタのみだと124g。これはWIN MAXと同じ。
4:セットアップと注意点
ともあれ、本体の電源を入れてセットアップしよう。本体の上部にある電源ボタンを押して起動する。
最初は英語で表示されるが、画面一覧から「日本語」を選べば問題ない。普通のWindowsセットアップを行えばデスクトップが見られる。
セットアップの注意点としては2点。
①先にネットワークに接続してしまうとWindowsアカウントを要求されてしまうが、その場合ユーザのフォルダ名が面倒臭い事になるので最初はネットに繋がずローカルアカウントを作ってユーザ名を任意にした方がいい。
海外ゲームで遊ぶ場合、特に昔のソフトはフォルダ名が2バイト云々…いやもうマジでWindowsくん昔の仕様は投げ捨てて欲しいマジで。
②これは非常にしょーもない話だが、物理キーボードで文字を入力する際に何故か入力出来なくてパニくってしまった。スライドキーボードは完全に引き出さないと認識しない仕様との事。
使用可能状態ならバックライトも付くので分かりやすい。非常にアホな話だが筆者もひっかかって他のサイト様のおかげで助かったので念のため書いておく。
という事でセットアップ直後の画面。デフォルトでPCアイコンとゴミ箱、Edge、それにGPD WIN3説明書とWIN3用のユーティリティソフトが2個ある。これは普段は使わないかもしれないが、後ろのハードキーなど設定をカスタマイズするときに使用する。
ついでにGPD WIN2くん(初期ロット)との記念撮影。競合他社のONEMIXやAYA NEOは液晶画面を巨大化している一方で、逆にGPDは6インチ→5.5インチと縮小化する判断。これには賛否両論あったが、8インチで800g超えとかその分重くなるという話もあるしなぁ。これはこれで。
2018年から2021年で果たしてどれだけ進化したのか…ううっ…ワクワクが止まらないッッ!!
5:CPUとメモリとドライブ構成の確認
プロパティ画面でCPUが11世代(i7-1165G7)、メモリは16GBなのを確認出来る。
本体のSSD容量は最初から1GBと大容量。SSD自体は1個だがパーティションはCとDの2個に分かれている。まぁ個人的にもソフトはSSDのCドライブ、データは大容量HDDのDドライブと分けていたりするのでありがたい。
切り方が気に入らない場合は後からパーティションソフトで変えるなりクリーンインストールする等してみよう。
SSDの規格はWIN2の頃はM.2 2242 SATAというタイプだったが、WIN3(とWIN MAX)ではM.2 NVMeタイプのSSDに変わり非常に爆速になった。といいつつ普段使う分にはネットワーク速度や他のストレージ速度との兼ね合いで正直あんまり違いを感じられるのだろうか…とか。
6:DQ10とFF14、FF15のベンチマーク結果
ではお次は定番のドラクエ10ベンチマークで11世代の実力を見てみよう。
1280x720の解像度ではあるが「最高品質」で15091~15332となかなかの数値が出た。
ちなみに初期型WIN2(7世代)では約5000、GPD WIN MAX(10世代)では1万程度だった。CPU&GPUの進化、ヤバいですね…!
FF14の最新ベンチマークでも、「高品質(ノート品質)」で8201で「快適」という良スコアが出た。
そして「最高品質」でも6852で「やや快適」という評価が出てしまった…!
おまけに重いと話題のFF15のベンチマーク結果も追加。GPD WIN3を信じて「標準品質」にて実行してみる。
こちらは3652と「普通」の結果が出てしまった…!途中でカクついているシーンもあったが、設定を軽量品質に落とせばさらに快適になるだろう。
さすがにベンチマーク中はなかなかの爆音が出ていたが、両手で持っていても発熱で持てないという事はなかった。以前の反省からかうまく廃熱が分散されて処理されているのだろう。
分かってはいたけどこのマシン、ヤバいわよ!
ひとまずこんな感じで。
以下アフィ。
液晶保護シートはこの機種に限っては純粋な保護目的の強化ガラスがオススメ。
以上。