ウィモバの日々

Windowsをモバイルする…それがウィモバ(仮)。手のひら端末が好きです

このドヤ顔漫画がすごい2014〜ホライズン編〜

アナタはご存知でしょうか。マンガボックス https://www.mangabox.me/ において2013〜2014年に連載していたホライズンという漫画があったことを・・・
ログホラなんとかでもなく境界線上のホラなんとかでもありません、岡田卓也先生のホライズン(全3巻)です。
ちなみにどんな漫画かの説明はアマゾンを見ると
「英雄の名は、チンギス・ハン。草原の支配者、蒼き狼の末裔を名乗る。男が築いた国の名は、モンゴル。人類史上最大の帝国であると歴史は記す。新鋭の比類なき豪筆によって、真の英雄譚が現代に甦る。少年時代からの圧倒的覇道を描く本格歴史ロマン、堂々開幕!」という触れ込み。あのチンギスハンの少年時代からのHADOU漫画!
蒼天航路のチンギスハン版?っぽい感じです。常識人が変人チンギスハンの珍言動に振り回されるギャグ漫画では決してありません。
いや実際絵の画力は悪くはないしストーリーは無難といえば無難だし、見ようによったら普通の歴史漫画にもみえるのですが・・・
読んでいたら妙に気になるのが主人公テムジン君(チンギスハンの幼名)の顔。そうキメ顔というかドヤ顔!
テムジン君がいちいちドヤ顔するせいで読んでもドヤ顔ばかり頭に残ってしまうとかしまわないとか。


せっかくなのでそんなテムジン君の特にツボった顔のあるシーンを10位〜1位まで独断と偏見で残しておきます。

10位・ベビーフェイスのテムジン君

青き大空をその瞳に映して育つ、赤子の頃からふてぶてし・・・げふんげふん王者の風格さえみせるこの表情。さすがはチンギスハーン・・・!


9位・あのタタール部族の猛将サモンまでも一撃!この男…もう手がつけられない!

味方の兵をバッタバッタと屠っていた敵の猛将サモンを一撃で打ち倒し、余裕の表情。さらにこの後怖気づいていた味方の指揮を挙げる。
この後サモンの亡霊がテムジン君の前に出てくるんだけど、それすらも退けていた。さすがはチンギスハーン・・・!


8位・テムジン君のUTSUWAに父イエスゲイさんも驚嘆

テムジン君の父イエスゲイさんが狼の王者の如き生き様や彼らの掟を語った後に、息子の凄みを感じて狼に例えるシーン。
当の本人はドヤァといった表情。さすがはチンギスハーン・・・!


7位・草原の王の狼も退いたテムジン君の熱い主張

小難しいことを言ってテムジン君を殺そうとする草原の王である狼さん達も、テムジン君の熱い説得に納得して戦わずして退いてくれました。さすがはチンギスハーン・・・!


6位・刺客を返り討ちしたテムジン君

テムジンの命を狙う刺客を返り討ちにして、その生首を首謀者に投げつけるテムジン君。腕まで組んでなんといい表情か――
これをドヤ顔といわずしてなんという・・・!さすがはチンギスハーン・・・!


5位・折れた奴隷の心を熱く燃えさせるテムジン君

抗うことをやめバカ息子に隷属していたボロクルの心を煽り、再びその心に炎を灯さんとするテムジン君。生きることは抗うこと!さすがはチンギスハーン・・・!


4位・敵に塩を送るテムジン君。

くっ殺せ!とのたまう女騎士みたいに死を覚悟していた敵の王を見逃し再戦を誓うテムジン君。
父イエスゲイの死因となった憎かろう敵をあえてこの場で許しを与えるとはテムジン君のUTSUWAが大きいですね。さすがはチンギスハーン・・・!
ちなみにこの後のストーリーではこの王と再戦することなくテムジン君は何故か捕虜になっていました。


3位・奴隷になってもドヤ顔で語る心を忘れないテムジン

何故か捕虜となっている上に別の部族からの襲撃へ応戦させられることになり、普通なら死は必然のはず・・・
そんな状況でもテムジンは恐れることなく余裕の表情で語る。さすがはチンギスハーン・・・!


2位・頼もしい仲間達をバックに自慢げなテムジン君

頼もしい仲間達が崖の上から颯爽登場して敵を相手に自慢げなテムジン君。
最初にいた仲間っぽい奴やらバカ息子の手下だった刈りあげ君やらテムジンのために左足を自ら切った子?もいますね。
いったん囚われの身になっていたテムジンと仲間達がどのように再会したのかとかストーリー性を感じさせます。さすがはチンギスハーン・・・!


1位・最終ページでその後の壮大な物語を感じさせるテムジン君

最終ページのドアップのテムジン顔。瞳にはモンゴルの蒼き大草原を映し「さあはじめようか!!」と今後のストーリーの壮大さを感じさせるテムジン君。
HADOUへ向かっていろいろなものを乗り越えながら突っ走っていくのでしょう。
・・・とここでまさかの「完」の文字が!はじめるかと思ったら終わるとはさすがはチンギスハーン・・・!


今作は残念ながら打ち切りの憂き目にあってしまって全3巻になり、モンゴル統一まではいけませんでした。
男坂でいう「オレはようやく 登りはじめたばかりだからな。 このはてしなく遠いモンゴル坂をよ…」みたいな終わり方ですが
その男坂も何十年後かに続編がはじまったりしちゃうからね。http://wpb.shueisha.co.jp/comic_novel
岡田先生が今後大成されたらいつかはチンギスハーンの続編も夢ではない・・・!みたいな。

ということで岡田卓也先生の次回作に期待しています。

  
うむ、最終巻の表紙もいい表情だ・・・!さすがはチンギスハーン・・・!