ウィモバの日々

Windowsをモバイルする…それがウィモバ(仮)。手のひら端末が好きです

俺の中でこのマンガがすごかった2014

さぁ2015年も1月の終わりがみえてきたところでいまさら去年(2014年)に発売されたマンガのタンコーボンを
俺が独断と偏見で選んだランキングトップ10のメモだよ。
しっかしほぼ少年漫画ONLYだねぇ・・・このマンにジャンプのマンガが載るのを批判するわりに><;
マンガ読みスキルが成長するどころか維持するのみで、むしろ老化で範囲が縮小していったりと・・・
今年こそは幅広く読みたいなあ。


殿堂入り作品:古谷野孝雄先生「ANGEL VOICE」 40(最終巻)

週刊少年チャンピオンに連載していた古谷先生が描く高校生サッカー青春巨編!
昨年度の個人的満足度ベスト1作品なので特別枠。今年も読みごたえがあって満足だった。
最終巻の表紙も完璧だ!うう、麻衣ちゃん・・・
最後の試合とあって盛り込みすぎだろ!wと色々やりすぎで
リアルタイムで読んでるときはちょっと笑ったりもしたけど最後に伏線通りきっちりと締めてくれたのでご安心ください。
大きな奇跡は起こらなかったけど・・・小さな奇跡は起こったよ!
麻衣ちゃん・・・!麻衣ちゃんのお母さんのついた小さな嘘は嘘じゃなかったんだよ・・・!(号泣
いやほんと俺もコーイチさんを見習ってユルネバ歌って号泣するからな。
これで市蘭イレブンとお別れなんてさびしすぎて全国編とかその後エピソードも期待したりしたけど
そっけないくらいのエピソードの終わり方もスッキリしていて悪くはない。きっと彼らは今後も挫けず人生を立派に歩んでいけそうだから。


1:阿部共実先生「ちーちゃんはちょっと足りない」(全1巻)

このマンガがすごい2015の女編1位に選ばれた作品。いや俺は発売日から読んでたけど(キリッ
なにが足りないのかというとまぁ読めば分かるようにちょっと知能が・・・
そういえば今年の1位は身体障害者知的障害者のTwo突風なんだね・・・と話がそれた。
そんな能天気で元気なちーちゃんを取り巻く優しい人々のコメディかと1話で読者を安心させてから
どんどんと追い詰めていくよ!さすがアベトモ・・・怖い・・・!
この物語は実質的にナツが主人公といっても過言ではない。
いやほんと明らかに「足りない」ちーちゃんだからこそ許されるけど
ナツの一見普通だからこそ、色々と足りない部分が甘えとして許されなくて
周りに溶け込むことが出来ないと切り捨てられ孤立していく悪循環・・・
そもそもちーちゃんが足りないというのはナツの主観だけども、実際に満ち足りているのはどちらなのかは・・・ってな。
ちーちゃんに巻き込まれたとはいえ足りないことを免罪符としようとしたあのクズな行為は
擁護しようのないクズだけど、俺も足りない人間だからあの気持ちが分かってしまうのがつらい。
いやバイトとかして交友関係でも作ろうよとか上から目線でもいえるんだけどさ。
あの思考のままだと多分貧乏くじひかされてなんかよりひどいことになっちゃいそうだもんね・・・
もう一人の子(旭)も生き方は下手だけど、それでも旭は藤岡に謝ったり
自分自身にも厳しくぶち当たっていける強さを持てるから周りの環境も変われるんだろうけどさ・・・
ほんとナツはなんとか和解して欲しいなあ・・・
読むのがつらかったけどちーちゃんとナツが一緒にいる最後の一瞬は儚くてすごいほんと美しい。
あの後ナツがちーちゃんに依存しすぎて堕ちるのか和解して楽しく学園生活を送るのか・・・
カラーの表紙にあるいろんな物が溢れて楽しそうな雰囲気にみえて
実はちーちゃん達が欲しくて手に入らないモノだという残酷さがつらい。


2:高遠るい先生「デビルマンG」5(最終巻)

秋田書店が誇る最終兵器るいたんによる名作デビルマンのリメイク作品だぁ!
デビルマンも幅広くシリーズとか派生作品があったりするけど
それらのリスペクトした展開や小ネタがてんこ盛りでファンならニヤリとさせられる。
最終巻ということでアキラ達悪魔族とミキ達デビルマンとの戦争のクライマックスにドキドキハラハラ。
デビルマンと悪魔族の戦いの行方がどうなるかはあえては書かないけど
ほんとクライマックスは感動だったよ・・・よかった。
ミカるんXといいこういう壮大感からのきれいな締め方ほんと上手いよねえ。
原作の5巻に合わせて全5巻にしようとしたとかで最後はちょっと巻き展開になったのが
ちょっと寂しいけど、その巻きによる展開の速さがクライマックスの刹那感を
盛り上げてくれるのにもいい効果だったのかなとか。準レギュラーだった個々のキャラのあれこれとかね。
特にシレーヌとひとつになった東大寺君とか・・・美しい。愛の形は人(悪魔)それぞれだよねって。


3:福島鉄平先生「スイミング」「アマリリス
 

かつて週ジャンで風雲ナナナ城を連載していた福島鉄平先生の色んな雑誌に掲載されていた短編集。
スイミングのほうはボーイミーツガールなラブコメ作品がメイン。
少年少女のうい初々しさとかピュアな気持ちに読んでいて心が洗われるような気持ちになるね。
マリリスのほうは特殊性癖寄り。主題の作品「アマリリス」で男娼の男の子が普通の男の子に恋する純愛モノなんて
心が痛む作品で初っ端から飛ばしてくるしもうね・・・素晴らしい。
家族が大事な話もいいし女装っ娘と本来は気のいい体育会系くんの実らぬ恋(?)とか
いちいちもどかしすぎてもだえる!そんなラブコメっていいね。
マリリスは雑誌掲載されていた分のその後なんかもあるので雑誌で気になった人は読んでもいいんだよ。


4:フォビドゥン澁川先生「パープル式部 1巻」「パープル式部 0 読切集 花の巻」

 

表紙からして強い・・・!
絵が汚いうえにパープル式部の顔も汚いというきたすぎるマンガだよ!もう笑うしかねえ!
(といいつつ読み切り初期から絵はかなり進化していると思います、すいません)
初期は荒削りながら勢いがあって式部のインパクトもすごいけどゲストキャラとの掛け合いとかほんとすごい面白い。
どうやったらこんな漫画が描けるんだ・・・フォビドゥン先生ハーブか何かやってらっしゃる?


5:梅田阿比先生「クジラの子らは砂上に歌う」(1〜3巻)

チャンピオンで活躍時から美しく繊細な描写にエロチシズムを感じさせることに定評のあるアビ先生のファンタジー
幻想的な世界観とストーリーに引き込まれ、悲しいことも溢れているけどそんな世界もまた美しいとすら感じさせられるのだ。


6:森薫先生「シャーリー」2巻

何故か知らないけど某掲示板のせいで孤独のグルメのゴローさんとセット扱いになることが多い
シャーリーの、なんと9年ぶり!の新刊。
森薫先生の緻密で圧倒的なメイド描写力で描かれるシャーリーちゃんかわいいんじゃあ〜
メイドと主人のラブラブっぷりがみてて癒される。
読むとメイドが欲しくなりますね?


7:大今良時先生「聲の形」(全7巻)

このマンガがすごい2015の男編1位に選ばれた作品。いや俺は週マガ時からry
読み切りはインパクトあってよかったね、うん。
本連載のほうはまぁ・・・ドロドロしていてよかった。
赦しって大事だよねえ。アナ雪だか粉雪でも自分を好きになる話がヒットしたけど。
最後にかつての級友らに会いにいける強さを手に入れた二人が扉を開くシーンは素敵なラスト。
これからの二人にどんな世界が待っているのだろう。


8位:板垣恵介刃牙道」

バキとオーがの親子対決が決着して綺麗に完結したのに再開した時はバキ枠のせいでバーサスース等の終わる漫画が云々とか
再開しても最初は展開が遅すぎだのピクル編の焼き直しだの叩かれてたけど、
宮本武蔵が動き出して戦いが始まるとなんだかんだで面白い!宮本武蔵の現代に驚くリアクションも面白いけど
戦いの躍動感がもうね・・・やはりチャンピオンの顔はバキなんだなぁって。
Y(やっぱり)I(板垣先生は)S(すごい)
ていうか武蔵が強すぎて俺も本部先生に守護(まも)られたいよ。
いやチャンピオンの新人も黒虎やハリガネサービスとか順調に伸びててうれしいんだよ。
さゆりは路線転換して疑似家族展開になってからかなり良かったけど最初につまづいたのが痛かったなぁ・・・


9:伊藤正臣先生「片隅乙女ワンスモア

ブコメかと思いきや変則的なループもの、というSF展開でニヤリとさせられるね。
その恋に世界がかかっているという壮大感!
時間が巻き戻ったとして、何度も同じ行動を取れるかってのはそうだよねー、みたいな所もあっておもしろい。。
キャラがローレグじゃないのが寂しいけど(ぇ


10:仲間りょう先生「磯部磯兵衛物語

まさかの浮世絵を少年漫画に持ち込むという手法に業界が震撼したとかしなかったとか。
いやほんとワンピ休載の代原での読み切りを読んだ時のインパクトは衝撃的だった。
母やお犬様や徳川兄弟など脇を固めるキャラも個性があっていい。
本連載は浮世絵感が薄れてこなれてきた感はあるけど・・・ズッ友な中島とラブラブでかわいいね(謎


ランキング外だけどよかったマンガとか

コトヤマ先生「だがしかし」

主に主人公の駄菓子屋を舞台にヒロインが主人公に駄菓子の素晴らしさを語る駄菓子漫画というかつての子供のノスタルジーを刺激するコメディ漫画。
ヒロインのジト目?とスリムなわりにおっぱいを強調する服に絶対領域チラリズムと天然ボケな性格が合わさり強い。
ギャグに関してはピューと吹くジャガーさんを連想することがわりと多い(特に初期)けど、それはまぁ別に嫌いではない。
むしろ楽しく読んでるので、たまに駄菓子食べたくなるねぇ。駄菓子は体にはよくないけどw
まだそんなに精神的垣根のない子供同士で駄菓子屋で駄菓子食べたり店前に置いてあるアーケードゲームしたりしていたあの頃はよかった(顔を覆う



小出もと貴先生「サイコろまんちか」(1)

コメディ系作品。漫画ボックスで知ったんだけど、心理的な行動の薀蓄はなるほどと興味深いし
残念系ヒロインなんだけど主人公に一途なところはかわいらしいし、
そのための行動力(部を作って部員の仲間も集めたり)が高いのは好感がもてる。
まぁ結果はわりと残念なんだけど・・・恋が実るといいね!


柳本光晴「女の子が死ぬ話」(全1巻)

タイトル通り、表紙の女の子が死ぬまでの話と死んでからのお話。ベタだけどグッと来るねえ。
描写が淡々としているので盛り上がるわけではないけど、そこもまたいい。
最後の話にはやられた。夢の続き・・・にはうるっと来た。あれは卑怯だわー


古舘春一ハイキュー!!

青春尊い系バレーマンガ。
WJ連載時から好きなほうではあったけどアニメで爆発したねえ。黒子を継いだ感じ。
どのチームの子たちもいい子で応援したくなってくるし
演出がまたいちいち尊いんだよ・・・ほんと青春の輝きが美しすぎて死にそうになる。


堀越耕平僕のヒーローアカデミア」(1)

一言でいうとワンパンマンやらタイバニのような超能力に目覚めた人たちがヒーロー/ヴィランとなって戦う世界観。
ヒーローの才能がないといじけていた子が平和の象徴であるヒーローの力を分け与えられ・・・という感じで
なかなか面白いね。アメコミリスペクトは嫌いじゃない。
主人公がかつて尊敬していた友達(仮)を乗り越えるというのは燃えるシーンである。
その友達というかライバルもまた能力の差別以前は主人公に一目置いていたとか素敵な関係だね・・・モエルーワ。
オーマガ、ドルジと打ち切られてからの三度目のチャンスをちゃんとモノにできてよかったよかった。


アルコ「俺物語」

少女マンガ。一昨年?のこのマンで知って読んでみたら面白かった。主人公も友人もヒロインもいい奴じゃん・・・
タケオとヒロインの初々しいラブラブっぷりとタケオと親友のズッホモ友感とか好き。


さおとめあげは「ニンジャスレイヤー グラマラス・キラーズ2」

ニンジャスレイヤーの・・・カトゥーン!グッドルッキングなニンジャヤッター!
一部で出てきた敵ヒュージシュリケンを中心に、本編を大胆に再構成したストーリー!
ヒュージ関連でのシックスゲイツの補完とか、ヘッズのほとんどが感動したというニンジャアノヨ空間といい
あげは=センセイの独特な感性のワザマエが光ります!ワザマエは光りますか?おかしいと思いませんか?
戦闘の描写力は他の忍殺コミカライズよりは少し奥ゆかしいというか控えめですが、他のカトゥーンが原作重点なのに対して
それを補うに値するのがBL作家ならではの視点からのセイシンテキな描写重点!
アーイイ・・・アースクエイク×ヒュージがはるかによいです・・・
目的もなくさまよう狂犬時代とラオモト=サンに見いだされ殺伐としつつも温かみを感じるシックスゲイツ時代、楽しい温泉旅行の思い出、
好きな人告白タイムや枕投げイベント(捏造)、そして大事な者、場所を失いフジキドと同じく復讐者へと・・・
サツバツナイトでのヒュージのアースへの思いに泣けますね?泣けませんか貴方?■家族は大事■


ソウルキャッチャーズワールドトリガー
昨年もあげたけど相変わらず面白い。ソルキャももう一歩なんかあったらWJでアニメ化もあったと思うがうーむ。


神のみ(終)
作者が自分の分身(一部)であり理想であった桂馬をあのような境遇に立たせた結果が・・・多くは語るまい。

ハイスコアガール
残念な事件だったね・・・いったいいつ再開するのか・・・


ハンタ
いったいいつry


ということでこんな感じでした。