ウィモバの日々

Windowsをモバイルする…それがウィモバ(仮)。手のひら端末が好きです

GPD Pocketが我が家にやって来た!(2)初期設定のセカンドインプレッション

前回は届いたGPD Pocketの外観などについて確かみてみた。
http://d.hatena.ne.jp/rideonshooting/20170713/1499960083
では次はいよいよ、本体キーボード右上部にある電源を入れてセットアップしていこう。



  • 1:セットアップ時に最初から日本語を選べる便利

電源を入れてしばらく待つと、最初に言語を選ぶ画面が出てきて「英語(米語)、スペイン語、フランス語、日本語、韓国語」等が選べる。すごーい!

ここで「日本語」を選んで「Yes」を押すと以降のセットアップは日本語で行える。ありがたいことだなあ。
そして地域の選択でも「日本」を選べばほぼ日本版Windows仕様と変わらなさげ。

これって後から日本語版Windowsをインストールし直さなくてもいいんじゃないか・・・?みたいな。


とりあえずセットアップ進めていくと、コルタナさんが色んな説明をしてくれて(セットアップ後にめちゃくちゃ無効化した)
Windowsの承諾云々が出てきたりWi-Fi画面が出てきたりユーザアカウント名やパスワード入力にMSへの送信データの選択といった
セットアップでおなじみの画面が出てくるのでその辺はナガレで。


そんないつもの手順を終えると、おなじみのデスクトップ画面が!

GPDの公開しているファームウェアリカバリイメージ)で言われてた韓国アイドル動画やらの不要なファイルはなくてよかったよかった。
それでも気になる人はライセンス認証した後にOSごと再インストールしたほうがいいのかもしれないが、
個人的には普通に使えてしまっているので再インストールは別にいいかなー?みたいな。



  • 2:パソコン情報の確認

ではまずOSのバージョン情報を見ていこう。

Windows10 Homeの1703バージョン、いわゆるCreators Updateが入っている。
CPUはAtomの最終版ともいえるZ8750、メモリは8GB積んでいることが分かる。

次はストレージサイズを確認してみる。

Cドライブのみで初期状態では103GBの空き
全容量は115GB・・・だと・・・!?128GBでなく?

管理ツールで確認しても回復パーティション等を含めて116.46GBだった。まぁ誤差の範囲なのかなぁ。


解像度についても確認。このGPD Pocketは1920×1200という高解像度で7インチなのにわりと見えるなぁと思っていたら・・・

スケーリングが初期状態で175%になっていた。通りでよく見えるはずだ・・・


また、色んなところで言われているメモリの問題(?)も気になったのでCPU-Zで確認してみた。

元々の予定スペックはLPDDR3-1600だという話だったが、この実機でもLPDDR3-1066で動作している模様。
将来的にはBIOSの更新で修正されてLPDDR3-1600に上がるらしいが、いつになることやら。。。



  • 3:不具合についての確認

今までのPocketで挙げられている不具合を何個か確認してみた。
〇電源ボタンを押下して電源が入り、充電もされる
〇キーボードはプリントされている文字通りに打ち込め、チャタリングの発生もなかった。
Wifiも問題なく無線ルータに接続出来た。
〇イヤホンで音声を再生したまま10分以上途切れることはなかった
〇ファンは回りっぱなしではなく、一切動かないこともなく、ベンチ等の高過負荷(高温)時に動いている
〇?蓋を閉じるとスリープが解除される?[T.B.D.]
 Youtube動画を再生しながら蓋を閉じると音声が止まり、蓋を開けると再開するのでスリープ成功してそう


最後のは・・・スリープされたままのようにみえるが、本当に問題ないのか?バッテリの減りなどまた要検証ではある。
とりあえずは初期ロットで言われていた不具合はだいぶん解消している感じでよかったよかった。



恒例のエクスペリエンス結果とCrystalDiskMarkドラクエ10ベンチマークなんかを計測してみた。


まずエクスペリエンスだが、Windows10ではツールで簡単に出してくれないのでコマンドで出力する。
こちらのサイト https://webmarks.info/ja/ に書いてある通りにコマンドプロンプトを管理者権限で立ち上げて
「winsat formal -restart clean」等のコマンドを実行して結果ファイルをブラウザにドラッグ&ドロップしよう。

まぁこんなもんかな。
以前測った一応Corei系なDELL Venue11Proの結果と比べると、CPUとメモリは高いがグラフィックとストレージは低め。
グラフィック以外のスコアは7前後あるので、ゲームや3D以外で使用する分には快適に使えると思われる。


次はCrystalDiskMarkでeMMCを計測する。

ランダム書き込みでも25MB以上とそれなりの速度はあるが、高速なSSDと比べると遅いかなという印象。

ちなみにeMMCの種類はサムスンのDJNB4Rだった。


最後はドラクエ10ベンチマークスクエニ公式のここあたりからダウンロードしよう。

起動した直後の設定そのままで行うと「2344」だった。再生中もそれほど重さを感じさせないのでプレイに支障はなさそう。
ただウィンドウサイズだと画面が小さいので、次は仮想フルスクリーンで実行してみた。

今度は「1075」と、かなり厳しい結果になってしまった。
再生中からもかなり重さを感じさせるカクつきっぷりで、これではプレイするのは厳しそう。
また、グラフィックを低品質に変えると「1375」だった。これでもカクツキが目立つ感じ。


ゲームに関係するグラフィックのスコアが同じCPUのGPD WINより劣るのはWINよりディスプレイサイズが大きい影響だろうか。
それではどうしようもないのか・・・いやゲームがしたければWINでいいじゃんっていう話なので別にいいんだがw


次は他のゲームやらを実際にどれくらい遊べるのか入れてみたりする予定。