ウィモバの日々

Windowsをモバイルする…それがウィモバ(仮)。手のひら端末が好きです

Steam Deckが2022/2/25~発売開始。※ただし日本を除く

という事で、Steamを運営しているValve社謹製のモバイルゲーム端末Steam Deckの発売が2/25に決定したとの事。本来なら昨年末からの予定だったのがコロナ禍等の影響もあって延期していたみたいだね。

小型ゲーム機「Steam Deck」が2月25日発売。国内はまだ - PC Watch

ただし残念ながらまずは欧米から優先発売との事で、ゲーム大国のお膝元でもある日本(やその他の地域)の発売はかなーり遅くなりそう、という模様。Steamお得意の「おま国」で日本での発売自体がない、という訳ではないので少し安心ではあるが…

OSはArch LinuxベースのSteamOS 3.0というモノになるのだが、互換レイヤーなる存在のおかげでWindows版のゲームも遊べる、とは言われているのでそちらの方面は安心だ。

しかし、今のところ自分はGPD WIN3を所持している事もあり食指が伸びるような伸びないような微妙な感じである。

 

Steam Deckは最上位モデルでも7~8万円で購入出来る金額という事なので実際お手軽なハードではある。そのSteam DeckでAAAゲームが遊べるとはいっても、各種ゲームの詳細なベンチマークがはっきりと公開されていない事もあってどれ程遊べるのか?本当に実用的なのかというのが未知数なので今のところ正直手を出しづらい部分もある。

対抗機扱いともいえる先発のGPDシリーズやAYA NEO、ONE XPLAYERといったWindowsモバイルゲーム端末は10万円を超えるのが当たり前、上位モデルは15万〜20万円近くとかなり高級志向化している。

だが、その分SoCは最先端に近いモノを取り入れており、定期的にマイナーバージョンアップを繰り返している機種もある。Steam Deckは上記の端末らと比べると安かったとしても、実際に動作も劣るのなら安物買いの銭失いになってしまうかもしれない。

手軽な価格のエントリーモデルという立ち位置としてはいいかもしれないが、長く使うのなら少し奮発しても良い機種を買った方がゲームも快適に遊べてコスパはいいと思うので、カタログスペックじゃなく早く詳細な情報が欲しいものだなあ。

まぁ、もし魅力的であっても日本で発売される日が来ないとどうにもならないけどね…頼むぞValveくん。

 

switchエミュyuzuを中華プロコンでジャイロ操作してみた!

GPD WIN3のスペックでもswitchエミュレータyuzuで遊べる神ゲーゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(通称BotW)。

前エントリはこちら。

基本的にはWIN3本体のコントローラ操作で遊ぶのに支障はないが、中にはswitch固有のジャイロ(モーション)機能を使わないとどうしてもクリア出来ない場所が存在する。そのため、完全クリアを目指して中華プロコンを導入してみた。

 

1:BEBONCOOL製の中華プロコンを購入

プロコンが必要という事で、まずは本家のプロコンを探してみたが…高価だったり壊れやすいと意外と任天堂製にしては評判も高くなかったので、少し使うだけなら中華製のプロコンでいいか、とそっち方面を物色。緑&ピンクというオシャレなデザインがあったのでBEBONCOOL製の物を購入してみた。

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届いた箱の中を開けると

・コントローラ本体

・USB-C充電ケーブル

・シール

・日本語&英語マニュアル

が入っていた。ちゃんとした日本語マニュアルが付いているのはありがたい。

 

2:中華プロコンとPCをBluetoothでペアリング接続

マニュアルを見れば分かる事だが、一応手順も残しておく。機種によって様々だがこのモデルの場合はHome+Yボタンを同時押しでペアリング接続モードになる。

その間にGPD WIN3の方もBluetoothを有効にして設定からBluetoothバイスの追加で「Pro Controller」を選んで追加すればOK。

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ペアリング完了し、接続済みデバイスとして一覧にプロコンが追加される。

以降はもっぱらHomeボタン押下で電源ON/OFFだけ使う事になるが、他にも振動機能の調整ターボ機能といった設定も可能なようだ。

 

3:switchエミュレータyuzuでジャイロ機能を使ってみた

中華プロコンを接続したらswitchエミュレータyuzuを起動して、[設定]→[操作]から入力デバイスとしてプロコンが認識されているのを確認したらゲームを起動しよう。

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デフォルトの初期設定のままで特に設定を変更する必要はなかった。

という事でジャイロ操作はこんな感じ。少しシュールな図だがプロコン本体の動きと連動してゲーム画面が動いた

相変わらずゲーム下手クソでごめんね。(この後はスタッフが無事祠を攻略しました)

ググったらサイトによってはyuzuではジャイロ機能が使えないとか特殊なソフトが必要だという記事もあったが、試したらそのまま使えたのでヨシ!

古いバージョンでは対応されていなくても更新で対応される事もあるからねー。

あぁ、それにしてもブレスオブザワイルドが面白すぎて時間がマジヤバイ。

 

4:Ryujinxでもジャイロ機能は使えた

yuzuと並ぶもうひとつのswitchエミュRyujinx。こちらを使う事はあまりないが、念のため試してみたらRyujinxのほうでも無事使えた。

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設定でMotion Controlsのところにチェックが入っていればOK。しかしYuzuよりFPSが落ちる…うーむ。

 

以下アフィ。

色とかに拘らなければもっと安いのもあるが、これはこれで。

2022年元旦

あぁ…ついに2022年になってしまった…

という事で明けましておめでとうございます。去年の前半はサクラ革命~ウマ娘、後半はゼルダの伝説ブレスオブザワイルドにとゲームに時間を吸い取られ、ウマ娘の影響で競馬に時間とお金を使うようになってしまって脳が完全に破壊された管理人です。こんばんは。

日常生活のほうでは相変わらず仕事も婚活も失敗続きで、何も楽しい事がなくてなんというかもう生きてるのがつらいレベルだけどなんとか生きてるよ。

今年こそ資格とかブログで稼ぐ…のは無理にしても更新は頑張りたいなあ。いつかはバズる記事を書いてみたい…ガンバルゾー!という事で。

みんなもがんばってね。

 

GPD WIN3が我が家に~(3)Switchエミュyuzuで遊べるゼルダの伝説ブレスオブザワイルドが面白すぎた【神ゲー】

Intel第11世代であるモバイルWindowsゲーム機GPD WIN3は前身モデルの7世代(Core m3-7Y30)や8世代(Core m3-8100Y)だったGPD WIN2に比べて果たしてどれくらい進化し、実際にゲームでどれくらい動作が違うのか…?という事でエミュレータの動作を確認してみた。

※本記事は違法行為を推奨するものではありません。遊びたいゲームは購入するか、せめてお友達から借りる等して遊びましょう。

 

1:GPD WIN3では3DSPS2のエミュは当然スムーズに動作した

GPD WIN3の前身モデルGPD WIN2の頃でも3DSPS2エミュレータでも遊べる事は遊べるが、3Dの重いゲームではFPSが50~60%程度だったりとスムーズではなかった。

GPD WIN2が我が家に略(3)ゲームの動作確認〜エミュ編 - ウィモバの日々

だが、WIN2から大幅に進化したGPD WIN3では当然ながらスムーズに動く。PS2の3Dゲームであるワンダと巨像EDF地球防衛軍も戦闘シーンで100%(60FPS)。さすがにグラフィックは最近の3Dゲームに比べると見劣りするが…名作!

 

2:Switchエミュレータ「Yuzu」で3Dアクションゲーム「BotW」を遊んでみた

では3DSより進化したハード「Switch」の最有力エミュレータであるyuzuではどうだろうか?という事でソフトはゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(以下BotW)を用意してみた。3年前のソフトなのに高いね…さすが名作。

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エミュレータyuzuは公式サイトからダウンロードしたりしてセットアップしよう。導入方法はググって、どうぞ。

yuzu - Nintendo Switch Emulator

yuzuを導入し、ゲームソフトを用意していざ実行すると…

このゼルダ面白いよおおおお!!!(失禁)

いやあ本物のオープンワールドのゲームってすごいね…

マップが広い色んなモノを壊せる!拾える色んな所に行ける登れる!自由すぎて何処で何をしたらいいのか分からない

序盤は操作ミスしてあっさり死にまくる雑魚敵でも囲まれたら死ぬ!ちょっと強い敵に挑んだらワンパンで死ぬ朽ちたガーディアンで死にまくるだけどなんだか死ぬのも楽しいどこでもセーブ出来て死にペナルティがないからどんどん死のう!

ゼルダ…じゃなかった主人公のリンクさんがイケメンだから操作していても楽しいしね。すごいぞBotW。

 

3:FPSは15前後でも動きはスムーズ。白銀ライネルも1分半以内で倒せるように

せっかくなのでWIN3のプレイ中動画をキャプチャしてみた。まずは赤ライネル戦。

お次は強敵、白銀ライネル戦。

戦闘中も14~15FPS出ており、わりとスムーズに動けているのが分かるだろうか。

序盤の頃は武器も弱く操作が不慣れで下手糞なのもあり、赤ライネルを倒すのに3分以上かかる事もあった。しかし操作に慣れて作中の強力な武器である獣神の弓を入手すれば、フィールドの強敵白銀ライネルさえも1分半以内で倒せるようになってしまう。(まぁプロなら30秒以内で倒せるらしいが…)

GPD WIN3上でのSwitchエミュではこれくらい快適に操作出来る、という事で。

 

4:マスターソードを抜く時は正装で…ってコト!?

もはやBotW日記になってしまうが、リンクが長い旅を続けてようやく某森に辿り着いてレジェンド武器であるマスターソードと対面しても、普通にプレイしているとその時はまだまだ抜くための体力が足りない。(別の作品では子供リンクを何年も眠りにつかせたりと結構面倒な奴だな…)

そうやってプレイヤーを焦らした上で、祠を攻略していって体力を一定以上貯めてようやく抜けるようになった時の爽快感ったら!という事で。

???「身体を観たいわ!その子の裸をみせてちょうだい!!」(マスターソードはそんな事言わない)

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リンクさんも「とったどー!」と言ったとか言わなかったとか。

正装で抜いたリンクさんにマスターソードもにっこり。リンクさんイケメン過ぎる…ズボンが脱げないのが残念(?)

 

5:目まぐるしく変わる気候…その後に

BotWはオープンワールドという事もあり、スタミナの続く限りは険しい山々も強引に登って突き進んでいく事も出来る。だが一部の地方などでは嫌がらせのように天気が悪化して雨天等で登れなくなったりする。だが、悪天候も過ぎた後にはこんな景色も待っている。

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はじめて空にかかる虹に気が付いた時にはBotWのこだわりすごい…と思わず感動してしまった。

同じ場所でも天気や時間変化によって景色がガラッと変わるのは本当にすごいよなぁ…

 

6:switchエミュyuzuでゲームは遊べる…が完全ではない

という事で、このままだと長々とBotWプレイ記事になってしまいそうなので端的にまとめ。

①SwitchエミュレータにはyuzuとRyujinxがある

②処理速度的にはyuzuの方が快適に遊べる

yuzuでは一部の祠など重い場所でフリーズしてしまう

③Ryujinxはyuzuより挙動は遅いがフリーズはしない(?)

といった感じで。実はyuzuのほかにRyujinxというSwitchエミュレータもあるのだが、そちらはyuzuに比べると挙動が重かった。

yuzuは比較的快適に遊べるのだが、重たい祠など一部の場所ではどうしてもフリーズしてしまう事があった。その場合は、セーブデータは互換性があるのでyuzuからRyujinxにセーブデータをコピーして、Ryujinxでその場所を攻略した後またセーブデータをyuzuに戻すというやり方で対応出来た。Ryujinxの方は重いため一時的に使っただけだが、フリーズはしなかった模様。

恐らくだが、yuzuも対応ゲーム表によると未対応のゲームが多いようなのでRyujinxのほうが快適に遊べるゲームもあるのかもしれない。

とりあえずそんな感じで。BotWもすごいしyuzuもすごいしGPD WIN3のスペックもすごい。

 

以下アフィ。

BotW2も楽しみだ。Steamで出してくれると一番嬉しいんだけど…任天堂の戦略的には難しいだろうね。

今更GTX1650を換装してみた!GPD WIN3(1165G7版)よりも高性能!

超今更だけどグラフィックボードGTX1650を購入してオンボロPCを強化してみた。

1:前書き

今年の初頭にIGGで買ってようやく使い始めたGPD WIN3。なかなかのハイスペックで最近の3Dゲームもそれなりに遊べるのはすごいんだけど、ずっと家の中だけで遊ぶのならどうせならデスクトップPCと大画面でも腰を据えて…とか思い始めたワケで。せっかくなのでグラフィックボードも無かったショボいメインPCにグラボを搭載して強化する事に。

本当なら10万くらいするすごいグラボも買ってみたいんだけど、競馬も外れてばかりで貧乏なので補助電源無しの条件かつ格安でそれなりの性能があるというGeForce GTX1650を入手してみた。

(もう競馬を辞めればいいのでは?)(まぁ、いいじゃん)

2:グラフィックボードGTX1650をPC本体に装着

という事で届いたGTX1650。色んなブランドが出していてどれが一番いいのか分からなかったので、一番手頃だった「MSI GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC」というモデルを入手。

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箱を開けて…

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袋から出すと…

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ピカピカのGTX1650とご対面。いやあ、こういう瞬間はワクワクするね。

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という事でさっそく愛用のオンボロPC本体の蓋を開けて…

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空いているPCI Expressスロットに換装…というか装着!これであと何年戦えるのだろうか…とりあえずヨシ!

余談だけどグラボを追加する時はその分消費電力が増えるのでPCの電源ユニットの最大容量を気にかけてみよう。ってこんなブログを見る人達には釈迦に説法だろうけど。

3:GTX1650でのドラクエ10FF14FF15ベンチマーク結果

グラボを換装したらPCを立ち上げ、NVIDA公式サイトからGeForce用ドライバをインストールして再起動。

NVIDIAドライバダウンロード

ベンチマークも種類が色々とありすぎて逆に面倒なので、いつもの比較しやすいドラゴンクエスト10ファイナルファンタジー14と15で試すことに。

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まずはドラクエ10フルHDの解像度にもかかわらず、最高品質17404とGPD WIN3(1165G7版)の15332を余裕で上回る結果に。

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FF14 暁月の終焉でもフルHD最高品質で8865、快適に遊べそうというなかなかの結果に。GPD WIN3(1165G7版)の結果6852よりもだいぶ上回った。

ついでにFF15も実行してみたが、標準品質なら5019で快適と良好なスコアが出た。

このグラボなら十分3Dゲームも遊べる、遊べるのだ!・・・多分。

(いやまぁ本当にレベルの高いグラボからしたらかなりショボいんだろうけどね…)

逆を言えば、GPD WIN3のほうはモバイル向け11世代のオンボードGPUであの結果を出している訳だから十分健闘していると言っていいのかもしれない。あと数世代したらGTX1650くらいには追いつき追い越しちゃうんだろうねぇ。技術の進歩すごいよ!さすがインテル入ってる。

 

新し目のSoCならオンボードでも3Dゲームは遊べるんだろうけど、一応。

GPD WIN3が我が家に~(2)ドッキングステーションとシリコングリップを同時(?)に使ってみた!

前回は軽くベンチを取ってみたGPD WIN3。

GPD WIN3が我が家にやって来ていた!(1)内包物やらいつものベンチマーク - ウィモバの日々

今回はWIN3購入時に付属していたドッキングステーションと、追加購入したシリコングリップカバーを使ってみた。そして最後は…

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1:ドッキングステーションを使ってみよう

まずはGPD WIN3専用のドッキングステーションを使ってみよう。GPD WIN3に接続する事でHDMI出力やEthernet有線接続、USBポートの増加といったことが可能になる便利なキットだ。GPD WIN3本体の購入時にセットでついている場合もあればついていない場合もあるので、必要な場合は確認しよう。

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箱の中身はドッキングステーション本体と支えるためのパーツの2点、これだけ。

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外箱にも記載されているが、これをWIN3とドッキングして追加できるインタフェーストは下記の4種類。

USB-C(PD3.0)

フルHDMI(4K@60Hz)

USB-3.0(3.1?)x3個

Ethernet接続

これを繋ぐ事で、GPD WIN3をデスクトップPCのように使えるようになる。

2:シリコングリップカバーを使ってみよう&重さは合計663g

お次はシリコングリップカバー。これは別に正直なところGPD WIN3本体だけでも問題はないのだが(実際筆者はしばらくグリップ無しで問題なく遊んでいた)これを装着する事でWIN3をしっかり握りやすくなり、ひいてはゲームをより快適にプレイしやすくなるとの報告が多かったので買ってみた。

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中身はグリップのみ。シンプル~。

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グリップ本体の重さは97gある。シリコンというだけあって軟性もありつつしっかりと固めの素材のため、わりと重いようだ。

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という事でWIN3にドッキングしてみた結果、なんと重さは566gから663gになってしまった。うーん重い、重いことは重いんだが…

確かにグリップを付けてみた結果、しっかりフィットするように握れるようになって持ちやすさと操作性が向上した感じがする。ボタン操作の干渉もせず邪魔にならないのでこれは快適。もっと早く購入しておけばよかった…(熱い手のひら返し)

ただ、グリップを装着した際の注意点として

①Switch専用ケースを使っていた場合は入らないようになる事もある

②USB-Cポートが干渉するためドッキングステーションが使用不要になる

といった事がある。①のケースについては大きめのケースなら問題なく入るが…②のドッキングステーションと併用出来ないのは不便だ。

かといってグリップを毎回つけ外しするのも劣化や消耗が怖いのでやりたくない。なので次に便利アイテムを紹介しよう。

3:USB-C延長ケーブルでドッキングステーションを接続しよう

横着な人間なら一度は思いつくだろうが、USBが接続出来ないなら出来るようにすればいいじゃない!という事でPD対応の延長ケーブルを探してみた。その結果、楽天市場で評判の悪くなかったBC-UCMF5BKというケーブルを購入して試してみた。

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マッスルドッキング!(ネタバレは禁止)

ドッキングステーションにUSB接続したコントローラやマウス等の操作、そしてHDMI接続のディスプレイもちゃんと認識して表示出来ていた。(ディスプレイ周りは汚いため写真なしで失礼)そして延長ケーブル経由の充電にも対応し、使用中にも充電%は上がっていた。

まぁ長時間使ってみたらどうなるか分からないが、ひとまずはこういう使い方もありだろう、という事で。

 

以下アフィ。

Amazonでは以前はグリップ単体で買えたのだが、いつの間にか単品の製品が無くなっていた。AliExpressではGPD社ではない所でも格安で売っていたりするので博打好きな人はそちらで購入するのもいいかもしれない。

・ケーブル(Amazon)

楽天


 

一応、自分の環境では使えたがそのへんは自己責任でよろしく。

GPD WIN3が我が家にやって来ていた!(1)内包物やらいつものベンチマーク

そろそろ師走も近づいてきたという事でけつかっちん…でもなんでもないけど真面目にブログを書かなければなぁと使命感に駆られたので更新してみる。

まぁ物凄く今更だが、今年の1月にIGGでBackしたGPD社のモバイルゲーム機GPD WIN3が5月中旬に届いていたのだった。いたのだが当時はウマ娘に時間を取られてしまってな…

その後も開封してみたらプレビューのつもりがすっかり使い込んでしまったりで(以下言い訳)

という事で、簡単におさらいするとGPD社のゲーム用モバイルWindows端末GPD WIN3、CPUはインテル第10世代だったGPD WIN MAX(2020年版)より更にハイスペックな第11世代の1165G7/1135G7というハイスペックぶり。もちろん自分はより快適に使うために1165G7の上位モデルを買ったわけ。ではそんなスゴイマシンなWIN3くんを見ていこう。

 

1:GPD WIN3の開封の儀~内包物

という事で開封の儀を行ってみた。宅配された段ボールを開けると…

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箱の反対側ナンデ!?確かみてみたら段ボールの上下は合ってるはずなのにナンデ!?

…まぁ気を取り直してひっくり返すと高級感ある箱とドッキングステーションがみえた。

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ポートをマシマシ出来るこのドッキングステーションのおかげでWIN3君を母艦としても快適に使えるという優れモノ。

まぁ今はひとまずそれは置いておいてWIN3本体の箱の蓋を開けると…

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御開帳~。WIN3本体と付属品の箱。付属品を出してみると…

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本体以外の付属品としては

・説明書

・USB-C充電ケーブル&アダプタ

・ガラスフィルム&クリーナー

という構成。今までの機種はクラムシェルだったのでフィルムもぶっちゃけ不要だったが、この機種は液晶丸出しになったためかデフォルトでガラスフィルムがついている模様。充電アダプタはちゃんと日本仕様。

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充電アダプタの仕様。WIN2では最大12VまでだったがWIN3はMAX用と同じく最大20V(65W)仕様。大き目で折り畳みも出来ないため持ち運びには不向きかもしれない。

2:GPD WIN3の外装…は省略

外装の写真を…と思ったがWIN3はポート少な目だし別にいいかと省略。ゲーム用の各ボタンの他には

・本体下側にはUSB-Cポート。

・本体左側にmicroSDスロット、コントローラ⇔マウスの切り替えスイッチ。

・本体上側には電源ボタンと音量↑↓ボタン、イヤホンジャック、USB3.0ポート1個

とシンプルめな構成。WIN2ではあったMicroHDMIポートも無いのには少し驚いたが、GPD WIN2と比べてだいぶ巨大化&重量化しているため少しでも削ったのかな…とか。

3:GPD WIN3本体とアダプタの重さ

では本体重量を測ってみる。

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何回か測ってみたが本体の重さは566g(公称550g)だった。

Switchが398g(旧型)~420g(新型)、GPD WIN2でも約460gなのでなかなかの重さな事だなぁ。まぁ500gのペットボトルより少し重い程度なので持てないことはない。いいトレーニングになる…のだろうか。

ついでに電源アダプタ+USBケーブルの重さは165g。電源アダプタのみだと124g。これはWIN MAXと同じ。

4:セットアップと注意点

ともあれ、本体の電源を入れてセットアップしよう。本体の上部にある電源ボタンを押して起動する。

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最初は英語で表示されるが、画面一覧から「日本語」を選べば問題ない。普通のWindowsセットアップを行えばデスクトップが見られる。

セットアップの注意点としては2点。

先にネットワークに接続してしまうとWindowsアカウントを要求されてしまうが、その場合ユーザのフォルダ名が面倒臭い事になるので最初はネットに繋がずローカルアカウントを作ってユーザ名を任意にした方がいい。

海外ゲームで遊ぶ場合、特に昔のソフトはフォルダ名が2バイト云々…いやもうマジでWindowsくん昔の仕様は投げ捨てて欲しいマジで。

これは非常にしょーもない話だが、物理キーボードで文字を入力する際に何故か入力出来なくてパニくってしまった。スライドキーボードは完全に引き出さないと認識しない仕様との事。

使用可能状態ならバックライトも付くので分かりやすい。非常にアホな話だが筆者もひっかかって他のサイト様のおかげで助かったので念のため書いておく。

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という事でセットアップ直後の画面。デフォルトでPCアイコンとゴミ箱、Edge、それにGPD WIN3説明書とWIN3用のユーティリティソフトが2個ある。これは普段は使わないかもしれないが、後ろのハードキーなど設定をカスタマイズするときに使用する。

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ついでにGPD WIN2くん(初期ロット)との記念撮影。競合他社のONEMIXやAYA NEOは液晶画面を巨大化している一方で、逆にGPDは6インチ→5.5インチと縮小化する判断。これには賛否両論あったが、8インチで800g超えとかその分重くなるという話もあるしなぁ。これはこれで。

2018年から2021年で果たしてどれだけ進化したのか…ううっ…ワクワクが止まらないッッ!!

5:CPUとメモリとドライブ構成の確認

プロパティ画面でCPUが11世代(i7-1165G7)、メモリは16GBなのを確認出来る。

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本体のSSD容量は最初から1GBと大容量。SSD自体は1個だがパーティションはCとDの2個に分かれている。まぁ個人的にもソフトはSSDのCドライブ、データは大容量HDDのDドライブと分けていたりするのでありがたい。

切り方が気に入らない場合は後からパーティションソフトで変えるなりクリーンインストールする等してみよう。

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SSDの規格はWIN2の頃はM.2 2242 SATAというタイプだったが、WIN3(とWIN MAX)ではM.2 NVMeタイプのSSDに変わり非常に爆速になった。といいつつ普段使う分にはネットワーク速度や他のストレージ速度との兼ね合いで正直あんまり違いを感じられるのだろうか…とか。

6:DQ10FF14FF15ベンチマーク結果

 ではお次は定番のドラクエ10ベンチマークで11世代の実力を見てみよう。

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1280x720の解像度ではあるが「最高品質」で15091~15332となかなかの数値が出た。

ちなみに初期型WIN2(7世代)では約5000、GPD WIN MAX(10世代)では1万程度だった。CPU&GPUの進化、ヤバいですね…!

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FF14の最新ベンチマークでも、「高品質(ノート品質)」で8201で「快適」という良スコアが出た。

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そして「最高品質」でも6852で「やや快適」という評価が出てしまった…!

おまけに重いと話題のFF15ベンチマーク結果も追加。GPD WIN3を信じて「標準品質」にて実行してみる。

こちらは3652と「普通」の結果が出てしまった…!途中でカクついているシーンもあったが、設定を軽量品質に落とせばさらに快適になるだろう。

さすがにベンチマーク中はなかなかの爆音が出ていたが、両手で持っていても発熱で持てないという事はなかった。以前の反省からかうまく廃熱が分散されて処理されているのだろう。

分かってはいたけどこのマシン、ヤバいわよ!

ひとまずこんな感じで。

 

以下アフィ。

液晶保護シートはこの機種に限っては純粋な保護目的の強化ガラスがオススメ。

以上。