ウィモバの日々

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サクラ革命、12月~4月の約4ヶ月でサービス終了のお知らせ!ギャハハ!

我が名はrideonshooting!サクラ革命の行く末を真に憂う者である! (適当)

という事で、去年の12月からサービス開始していたサクラ革命が2021/4/22にサービス終了のお知らせを出しちゃったね。

サービス終了のお知らせ|サクラ革命 ~華咲く乙女たち~(サクラ革命)公式サイト|セガ×ディライトワークス

6月30日をもってサービス終了してしまう、との事。

はい、俺も昔のサクラ大戦は好きだったので革命はサービス開始日(の翌日)から当然毎日ログインして遊んでたよ?開始日は忘れていて翌日Twitterで開始に気づいたのでな…

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ただ、当然ながらいろいろな不満はあった。

正直クオリティの低さからして先は長くないとも予測はしていたしね…

という事でサ終了記念に個人的に不満だった事を挙げておこう。

 

①旧来からのサクラ大戦ファンを切り捨てた

やはりこれが一番大きい。サクラ大戦もだいぶ古いコンテンツとはいえ、以前もグラブル等とコラボしたりと根強いファンがいる事は間違いなかった。

サクラ大戦では旧サクラ大戦のキャラクター達の扱いについては賛否両論あったが、希望も無くは無かったり残ったすみれさんもいい女に成長してたり(昔からいい女だった?そりゃ失礼)飲み込めない事はなかったが、さくら似のキャラ(CV横山智佐)の正体が■■■■という期待させておいて失望させたりして従来のファンの反感を買ったのは当然だった。

そして、サクラ革命はというと…今度は100年後が舞台という事で、それまでのサクラ大戦の登場人物を完全に切り離し、蒸気設定も潰えて太正ロマンの象徴である霊子甲冑から顔が丸見えなドレスという謎アーマーになってしまった。

(最後の方の軽装な新ドレスは嫌いじゃないが…)

おまけに最初から未来のひとつ、という事で本編の正当な未来でなくパラレルワールドを示唆される始末。このナガレは普通だったら旧来のファンに完全に喧嘩を売っていると捉えられない。正直サクラを名乗らず新IPでやれって感じだった。

それでも、これもサクラの一つだと捉えてサクラ愛でもってプレイしてくれるユーザーもいたが…うん、まあ俺も正直サービスが続いたらイベントで旧キャラ達もなんらかの形で出してくれるかなー?と淡い期待はして遊んではいたが、正直運営の方針には失望していた。

 

②今風でないキャラクターデザイン

悪い言い方をすれば、キャラデザの時点で登場キャラにシコれない。3Dモデルもさんざん批判されていたが正直3Dモデル以前にここで負けていた。

一応キャラが男女ともいるFGOでもプレイヤーの男女比は7:3、キャラが女性だらけのプリコネだと9:1だという。ベースがギャルゲーで登場人物の大半が少女な作品である場合はプレイヤーの大半が男性になる事だろう。もちろん、マリン船長のように女性でも従来のサクラ大戦のファンだった人はいるしTwitterのフォロワーにもいたが、当然少数派だった。

美少女動物園である限りは、最近の絵のクオリティが高いアズレン、ブルアカ、原神やプリコネなどといったグラフィックも洗練されたゲームとも戦わなければならないが、それらに比べてキャラクターデザインが非常に地味というか野暮ったい感じになってしまっていた。

上の女性司令はマシなほうで、もちろん黒星紅白など有名絵師も使っているし個人的には可愛いと思える子も何人かはいたが、全体的にみると華がなさすぎて正直どうしてこれで行けると思ったのか不思議なレベルだった。

太正ロマンを切り離したくせに、太正ロマンを引き継いだ感じにしようとして失敗したのか…?みたいな。

アプリのしのアイコンも太すぎる眉毛、怖い目つき、食いしばった口元などに正直「うわきつ」という感じで、インストールを躊躇しかけたほどだった。

(新サクラは3Dはアレだったが)かつての藤島康介先生や久保師匠なんかは漫画の面白さ込みとしても、キャラデザとしてみてもエロ可愛い美少女たちが多くファンアートやうすい本も多数描かれていた。しかしこの作品のキャラの魅力ではそこまで行くとは到底思えなかった。

③希薄なキャラクターの関係性、課金の導線となるほどではないガチャ

同じDWのFGO(に限らず自分のプレイしているゲームでいうとメギドやプリコネ、デレステetc…といったゲーム)では、メインストーリーの他にもイベントストーリーやキャラ個別ストーリーでキャラクター同士が湿度の高い絡みを取る事によって深い関係性が作られて、それらのカップリングについての妄想が語られたりファンアートが書かれたりする。別にシコれる作品でなくとも、そういうキャラ間の関係性で盛り上がる事は出来る。

しかし、サクラ革命ではキャラ毎を掘り下げる個別シナリオもなく、メインストーリーもあっさりめなためキャラ間の関係もそこまで深くないようにみえてしまう。

(四国ではしのに惚れるキャラや司令に惚れるキャラもいるが…積み重ねが個人的には足らなく感じた)

元のサクラ大戦がギャルゲーだっただけに、せめて個別に司令と交流を深めるストーリーはあってほしかった。短いホーム会話だけではねえ…

そしてガチャの話にも繋がるが、司令と特別な関係を築いたり弱みを見せたり別れたりしてそのキャラが手元に欲しくなっちゃうよ…という感じのキャラがいるかというと、メインストーリーのキャラ達に関しては淡泊すぎて正直全然期待できなかった。

恐らく敵対関係にあって見せ場もあるであろうBLACKのメインキャラ達も敵の現状のままではガチャに回せない、という縛りもあったのだろうが、非常にもったいなかったなぁ。

まぁ、あえて言うならイベントはどれも悪くなかった。イベントの楽しいストーリーでキャラの魅力をうまくアピールして少しはガチャへの導線になっていた、かもしれない。10番勝負イベントも熱かった…が遅すぎた。

自分も課金をまったくしていないかというと、正月に3000円のガチャがあってご祝儀的に1回だけ課金してアンジュを手に入れたのじゃった…。

④絶対テストプレイされていないであろう初期の未完成具合

正直これもわりとひどいと思った。今でこそ劣化FGOでござい、というツラはしているが、リリース当初は本当に不具合だらけでひどかったしUI含めて作り込みも甘かった。例をあげていうと

・フレンドのキャラを選んで出撃したら同じフレンドの別キャラが出撃される(ALLと同属性のバグ)

Androidで出撃すると数回に1回はアプリが落ちる

・画面を切り替えていくと2つのBGMが同時に再生されたままになる

・戦闘途中でタスクキルすると控えのHPが全回復する

・戦闘中に控えキャラが登場しても音声が出ない

・戦闘中のバフ・デバフの引き継ぎがおかしい

・ストーリーの見返し機能がない

・戦闘が終わったら選択していたステージのダイアログが閉じてしまうため連続出撃に余計なタップが必要

etcetc…と、簡単にでもテストしていたら分かるだろ!という感じの未完成っぷり。

おまけに、ストーリー中にもアプリが落ちるくせに初期の頃はストーリー見返し機能さえなかったのでアプリが落ちてしまって途中のストーリーが分からなくなってしまった人もいた。

プレイするのもストレスだらけで本当にひどい…開発が間に合ってないとかリリースを先走ったと言われるのも無理はなかった。

⑤無駄に時間のかかる虚無周回、かな…

あとはひたすら進化素材を得るために周回させるシステム、かな。

スキップチケットがないせいで1周○分かかる戦闘の周回を何十回、何百回とか強いられるとフルオート機能があっても嫌になる人も多いだろう。

まあこれに関しては、正直他のゲームでも(メギドのイベントや大幻獣討伐、マギレコ等)戦闘をスキップ出来ずに時間のかかる周回を強いられているしオートがあるから立ち上げっぱなしにしているので個人的には気にはならなかった。しかし普通はアプリにずっとスマフォを占有されるのは嫌だろう。

虚無が真に虚無なのは、1月以降に4月までメインストーリー4章の配信も遅くてイベントもストーリー物が実質3個しかなかったせいで、その間ひたすら素材のために周回だけを強いられていたのは苦痛だった。

 

まあそんな感じで。まぁ色々書いたけど、とりあえずDWはFGOがんばって。セガは…もっとサクラ大戦を大事にして欲しい。

お疲れ。悪くなかったわ…ありがとね。

 

サクラ革命「SAKURA HIKARU Revolution」

サクラ革命「SAKURA HIKARU Revolution」

  • 発売日: 2020/10/22
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

いやほんとこの表情…チェンジで。