モモモグラの佐藤タカヒロ原画展に行ってきたんだもん!前期は7/21(日)までなのでお早めに
久々にとりあえず近況。思い返すと相も変わらず勉強せず遊んでばかりだな…それはともかく。
大阪は日本橋(恵美須町)にある画廊「モモモグラ」の佐藤タカヒロ原画展に行ったりしていた。
「バチバチ」「バチバチBURST」「鯉太郎、最後の十五日」は週刊少年チャンピオンが誇る佐藤タカヒロ先生による相撲漫画だ。相撲にしてはちょっと取り組みが長すぎるとかもはや相撲じゃなくプロレスだろ!とかいう批判もあったりなかったりするが、それはそれとして取り組みは文句なしに熱い!手に汗握る試合の取り組み描写も、一本芯の通った(クズもいるが)キャラクター達の人間ドラマもとにかく熱くて泣けるし主人公の環境をとりまく交々が悲壮的で破滅と悲しみを感じさせ読者をトリコにさせる良い作品だったわけだが…クライマックス近くを目前にして2018年7月、佐藤先生が惜しくもお亡くなりになられた。
「バチバチ」シリーズの佐藤タカヒロ、41歳で死去 - コミックナタリー
そんなバチバチシリーズの原画展示を一周忌企画として今回取り上げてくださった劇画狼様や展示に協力された秋田様、関係者様にマジ感謝。マジマンジ(?)
入場料はなんと無料!そして一部を除いて原画は撮影許可!という太っ腹っぷり!ワースゴーイ!
せっかくなので今週末は佐藤先生の魂のこもった原画や先生のお姿を見に行って号泣しよう。ちなみに感激して課金したくなったらバチバチシリーズのグッズもあり、グッズの収益は家族様への寄付とかされるらしいっぽい。いっぽんのグッズはない。
印象的だったあのシーンやこのシーンの原画がたくさん!しかも撮影可能!
因縁の深い同期との超ド迫力な見開きシーン。鯉太郎の軌跡、ライバル達など、シリーズを追っていた人には…少し泣く。
鯉太郎のデビュー戦だったか。塵手水の姿が神々しすぎる… かーっ、俺っち親の起こした問題のせいでデビュー前から正統派な元横綱の息子(ライバル)との対比でスポーツ新聞等のメディアからヒール扱いされ、何も分かってない観客達からクソミソに野次られるもそれを乗り越えて土俵の上で見せた見事な姿に観客も一瞬見とれたりするシーンに弱いんだよねー。
そして最後の十五日で見せた鯉太郎と王虎の立ち合いの見開きポエムも。親世代のくそったれな因縁やしがらみをお互いぶつかり合って乗り越えた、友情ではないとしても敵とかライバルとか陳腐な言葉では言い表せない二人だけの深い関係…これが愛ね!
ということでお布施。バチバチありがとう… ガチャガチャ缶バッジのシークレットはあの人だったw あの人じゃ仕方ないな…
ちなみに6/29~7/21までは前期の展示となっており、8/3~8/25は後期として原画が入れ替えられる。21日(日)までに行けるひとは是非。
後期になったら再びグッズを課金しに行くぞー!ということで。
宣伝アフィ。